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『ワンダーウーマン1984』を解説! 「地味でモテない」バーバラを作ったのは誰か?【Rakuten TVムービーガイド】

『ワンダーウーマン1984』を解説! 「地味でモテない」バーバラを作ったのは誰か?【Rakuten TVムービーガイド】
Rakuten TVの映画案内人・Mがお送りするRakuten TVムービーガイド。 今回は『ワンダーウーマン 1984』をご紹介します。

ワンダーウーマン 1984

2020年12月に公開された新作が、2021年3月からRakuten TVにて配信中。
前作に続き、ガル・ガドット主演、パティ・ジェンキンス監督のタッグで製作しています。

スピード・力・戦術すべてを備えたヒーロー界最強の戦士<ワンダーウーマン>を襲う、全人類滅亡の脅威とは。世界中の誰もが自分の欲望を叶えられてしまったら——禁断の力を手にした、かつてない敵マックスの巨大な陰謀、そして正体不明の敵チーターの登場。崩壊目前の世界を救うため、最強の戦士が失うものとは何か!?

出演:ガル・ガドット クリス・パイン クリステン・ウィグ ペドロ・パスカル リリー・アスペル
監督:パティ・ジェンキンス

前作は、アマゾネスという女性しかいない戦闘部族のプリンセスとして厳しい訓練を受けていたダイアナが、ワンダーウーマンになるまでの物語でした。
アメリカ陸軍のパイロットであるスティーブと共に第一次世界大戦の過酷な戦況に立ち向かいながら、二人が仲を深めていくというラブストーリーでもあり、雪の中でダンスをするロマンチックなシーンが印象的でしたね。

今回の話は…

変わって今回の舞台はタイトルにもある通り1984年。
スティーブとの別れを経験したダイアナは、スミソニアン博物館で人類学の研究員として働いています。
ちなみにアマゾネスは不老不死のため、ダイアナは前作から70年近く経っているにも関わらず一切見た目が変わっていません!

そんなダイアナのもとへ調査のため持ち込まれた謎の石が今回の物語の発端。
なんとその石に願いを込めると、願いが次々と叶っていく。
この不思議な石を、石油投資会社のマックスが手に入れたことで事態が悪化し…。

1984年という時代背景

前作の厳しい大戦時とは異なり、本作で描かれる1980年代のアメリカは、不況・冷戦下の暗いモードをベースにしながらも、経済回復の兆しの中で消費を楽しんだりロケット開発に希望を抱くなど、前向きな雰囲気でもあります。

大げさな表現で人々の欲望を煽り、石油への投資を勧めるマックスの外見は若き日のドナルド・トランプにそっくりですが、まさにこの時代はトランプが様々な業種に進出していた時でした。
欲望と不安の時代を舞台にしながらも、現在のアメリカに通じる社会状況を描いているのが今回のワンダーウーマンなのです。

もしも願いが叶うなら

本作のテーマを一言で言うと、もし人の願いをなんでも叶えてくれる魔法のアイテムが存在したら?
このテーマを最も体現しているのが、前半の主人公とも言うべき人物バーバラです。

ダイアナとは対照的で、ヒールも履きなれていない地味な女性。
彼女はそんな自分に劣等感を抱き、強くて美しいダイアナに憧れます。
しかし憧れの人物になりたいという願望が、後半では嫉妬に変わっていく…。

何が彼女の憧れを欲望に変えたのか?

バーバラは夜道で酔っぱらいの男に絡まれていたところをダイアナに救われました。
その直後にバーバラは石に願うのです。「ダイアナになりたい」と。

「地味でモテない」バーバラを作ったのは誰か?
それはダイアナではありません。
ダイアナはむしろバーバラの自由な雰囲気が羨ましいと伝えます。

彼女に劣等感を抱かせたのは酔っぱらいの男性、つまり彼女を見下してきた人々です。

社会が作る勝手なイメージの中で、生きにくさを感じている人々は今もたくさんいるでしょう。
それは女性や男性といった性別に関わらず、あらゆる人が抱える問題です。
バーバラというキャラクターは、そんな人々の気持ちをある意味で代弁しているのかもしれません。しかし本作では、バーバラは一線を超えてしまうのですが…。

さいごに

ところで、スーパーパワーを持ち誰もが憧れる存在のダイアナにも、魔法でしか叶えられない願いはあるのでしょうか?
石にそれぞれの願いをかけた人々がどのような運命をたどるのか、ぜひRakuten TVでウォッチしてください!

過去作もあわせてチェック!

『ワンダーウーマン』はこちらから

『ジャスティス・リーグ』はこちらから

Rakuten TVで視聴する

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