最新作『ビーキーパー』では“養蜂家”に！鋼の肉体ジェイソン・ステイサムのアクション技が堪能できる作品

『ビーキーパー』（2025年）

本作はステイサムと映画『スーサイド・スクワッド』などを手掛けたデヴィッド・エアー監督がタッグを組んだアクション作品。田舎で養蜂家“ビーキーパー”として静かに暮らしていた謎の男アダム・クレイ(ステイサム)はある日、彼の恩人である老婦人のエロイーズ・パーカー(フィリシア・ラシャド)が巧妙なフィッシング詐欺にかかり、全財産を失い、自ら命を断ったことを知る。罪のない人が犠牲になったことに怒り、報いを与えることを誓ったクレイは彼女の命を奪った詐欺組織を壊滅すべく、たった一人で立ち向かっていく――というストーリー。

劇中では、キレて歯止めが効かないクレイが詐欺グループのアジトを爆発させたり、彼を追い掛けるギャングたちを容赦ない暴力で息の根を止めたりと、怒り狂う姿が激しいアクションとともに描かれた。服を脱ぐことはないものの、スーツを着用していても分かる、無駄一つないボディで、淡々と敵を倒していく無敵感は見ていて爽快な気持ちにもなれる。リミッターが外れて大暴れするステイサムを最初から最後まで堪能できる1本だ。

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『PARKER/パーカー』（2013年）

ステイサムとジェニファー・ロペスが共演のクライムアクション。ステイサム演じるすご腕強盗のパーカーは汚い金しか奪わない、悪者しか殺さない、仕事は完璧にこなす、をモットーに信念を持って仕事をしていた。そんなある日、仲間に裏切られてしまったパーカーは生死の境をさまよう。見事に復活を遂げるも、彼の生存を知った裏切り仲間に追われ、そのさなかにロペス演じるレスリーと出会う。2人は惹かれ合いながら、共犯として仕事を遂行していく。劇中では俊敏な動きで相手を倒していくアクションはもちろんだが、負傷したパーカーが手当を受ける際に見せる完璧な肉体に驚かされる人も多いだろう。またアクションシーンを堪能できる一方で、本作ではロペスとのラブシーンでみせるセクシーな姿も見どころの一つ。

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『メカニック：ワールドミッション』（2016年）

アクション映画『メカニック』の続編で、ステイサムが精密機器のように完璧に暗殺を遂行することから“メカニック”と呼ばれる主人公の殺し屋・ビショップとして激しいアクションに挑戦した。殺し屋から足を洗ったビショップのもとに新たな暗殺依頼が入るところから物語は始まる。依頼主は、幼少期に暗殺者として一緒に育てられたクレイン（サム・ヘイゼルダイン）だった。一度は依頼を断るものの、何の罪もない女性・ジーナ（ジェシカ・アルバ）を人質にとられ、ビショップはやむなく“殺し屋”として復帰することに。高層ビルの上に設置された屋上プールに潜入するというパワープレイや、ウェットスーツで船上にいる敵との銃撃戦に一人で臨む姿など、ステイサムの身体能力の高さを感じさせられるシーンが満載のアクション作品となっている。

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『オペレーション・フォーチュン』(2023年)

これまで何度もステイサムとタッグを組んできたガイ・リッチー監督作で、ステイサムが演じる最強のスパイ、オーソン・フォーチュンが即席チームを率いてミッション遂行のため、世界7カ国を飛び回るスパイアクション。フォーチューンが100億ドルで闇取引されている「ハンドル」と呼ばれる危険な兵器を追跡・回収するミッションコンプリートを目指す。同作では敵に追われながらも顔色一つ変えずに銃撃戦や肉弾戦に挑むステイサムの格好良さがふんだんに詰まっており、負け知らずの無双ぶりに思わず拍手を送りたくなってしまうほど。華麗なアクションもそうだが、本作では一匹狼ではなくチームを組んで戦うステイサムの新たな姿が楽しめるのも魅力だ。“スパイチーム” との絶妙な掛け合いにもぜひ注目してほしい。

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（文・suzuki）