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『The Yearbook』の制作陣が送る、切なく心温まるタイBL『Remember me』

『The Yearbook』の制作陣が送る、切なく心温まるタイBL『Remember me』
『ラブ・バイ・チャンス2/A Chance To Love』で主要キャラを演じたミーンと、『TharnType2 -7Years of Love-』、『Don’t say No-心が近づくとき-』のジャー&ファースト、そして『The Yearbook』のマン&リトルが共演するタイBLドラマ『Remember Me』。ノスタルジックな雰囲気が人気を呼んだ『The Yearbook』の制作陣が再び集結し、1990年代から現在まで辿る群像劇を描いている。

The Yearbook』と言えば、タイの人気BLの一つである『ラブ・バイ・チャンス/Love By Chance』で主要キャラを演じたミーンが初監督に挑戦し、脚本&監督を担当したサヌックことニピットポン・ムアンシーヌンと共に制作したBL作品。その2人が再び制作に携わったのが、今回の『Remember Me』だ。80代を舞台にノスタルジックな色合いで多くのファンの心を掴んだ『The Yearbook』同様に、『Remember Me』も淡い色合いが特徴の癒し系ドラマだ。

舞台は1990年代から始まる。まだネットもケータイもない時代で、主人公たちは小学生だ。お金持ちのチャンプ(タイトゥン)と真面目なガン(ファースト)、お調子者のエム(マン)と、みんなよりちょっと年上のナックナン(ミーン)は、近所に暮らす仲良し4人組。ある日、学校で他校の同じ出席番号の人に手紙を書くというイベントが行われ、同じ8番の子に手紙を書いたガンは、会ったこともないゴルフ(ジャー)からの手紙を心待ちにしていた。一方、隣に越してきた無口なノーネーム(リトル)が気になるエムは、熱心に遊びに誘う。場面かん黙症という病気のために、聞こえるが話せないノーネームは、バンコクでの嫌な思い出が災いして最初は躊躇するが、エムの優しい誘いに乗って、みんなの元へ。すると「無口なら、僕らの話を聞いてればいいよ」とすんなり受け入れられ、以来、みんなの仲間になる。

物語はここから1話ごとに2〜3年ずつ時を進め、主人公たちは第2話で中学3年生、第3話で高校3年生、第4話で大学生と着実に歳を重ねていく。最初は手紙だったコミュニケーションツールも時代と共にチャット、ケータイと形を変え、それと同時に彼らの姿や生活も変化していく。

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面白いのは、強い結びつきを持つガンとゴルフ、エムとノーネームの2組が対照的な関係を築いていくことだ。ガンとゴルフは小学生から文通を続け、途中からはチャットもしているのに一度も会うことなく、10年もの付き合いを続けている。実は会うチャンスはあったのだが、中学時代のガンがニキビ面を気にしていたばかりに機会を逃してしまったのだ。しかし、乗り合いバスで偶然出会うと必ず隣に座るのは、もうお約束。早く名乗ればいいのに…と誰もがじれったく感じるだろう。

一方、お隣さんのエムとノーネームは、兄弟以上に仲を深めていた。自宅にこもりがちなノーネームのためにエムが学校の課題を届けたり、ウォークマンのイヤホンを分け合って、一緒に音楽を聴いたり、話せないノーネームのためにエムがチャットを教えたり…。そんなある日、エムへの想いがあふれるように、たった一言だけノーネームの口から言葉がこぼれた。しかし、その後は続かず、次に言葉を発することができたのはエムが進学のためにバンコクへ立つ瞬間だった。エムを見送るノーネームの純粋な眼差しは、涙を誘う。

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エムとノーネームが遠距離になると、今度はガンとゴルフが偶然にも同じ大学の同じ学部に通うことになり、顔見知りとなる。だが、これまで本当は会えたのに会えなかったとうそをついてきたガンは後ろめたいのか、本名を名乗ることができず、ゴーンとまたもうその名前を伝えてしまう。だが、10年も文通を続けているだけあって、気の合う2人は一緒に課題を行うなど、自然と距離が縮まっていく。

物語の後半はガンとゴルフ、エムとノーネーム、チャンプの家族や、すっかりナンパな大学生になってしまったナックナンのその後が描かれていく。そんな中、どの時点でゴーンがガンであることがゴルフにバレるのか? そして、遠距離となったエムとノーネームの仲がどうなるのかが気になるところ。誰もが優しく、不器用でも家族思いなので、全ての登場人物が幸せになることを願ってやまない。

(文・及川静)

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