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作品賞
ANORA アノーラ
監督賞
ジャック・オディアール 『エミリア・ペレス』
主演男優賞
ティモシー・シャラメ 『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』
主演女優賞
デミ・ムーア 『サブスタンス』
助演男優賞
キーラン・カルキン 『リアル・ペイン~心の旅~』
助演女優賞
ゾーイ・サルダナ 『エミリア・ペレス』
どうも、映画大好き芸人あんこです。ぱにゅぱにゅ〜!
毎年映画好きの皆様がM-1グランプリぐらい楽しみにしている賞レース「アカデミー賞」の受賞予想をさせていただきます。
まずはアカデミー賞でも特に大注目の作品賞!今年最多12部門13ノミネートを果たした、麻薬カルテルのボスが性別適合手術を受け新しい人生を送る『エミリア・ペレス』が大本命だった。
主演のカルラ・ソフィア・ガスコンはトランスジェンダーを公表した俳優としてアカデミー賞初の主演女優賞にノミネートされたのだが、過去のSNSでの差別発言が見つかり大混乱。賞のゆくえはいかに。
作品賞、あんこのイチオシはストリップダンサーの女性が御曹司と結婚し幸せになろうと奮闘する『ANORA アノーラ』。偏見や階級社会をユーモアたっぷりに描いている傑作。社会派ながらエンタメが効いていて近年の受賞傾向にも合っているのでは!
『エミリア・ペレス』からは監督賞でジャック・オディアール、助演女優賞でゾーイ・サルダナが受賞すると予想。
主演女優賞は、『サブスタンス』からデミ・ムーアを。自身も整形をしていると言われるデミ。美貌に執着する元人気女優を怪演し、インパクトを残した。ここに来て新たな一面を出した衰え知らずなデミの受賞に期待!
主演男優賞はエイドリアン・ブロディ、レイフ・ファインズとベテラン勢がノミネートされているが『デューン 砂の惑星 PART2』『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』の2作品が作品賞にノミネートされ両方で主演を務めた今若手大注目株ティモシー・シャラメを推したい。ベテラン俳優の受賞がアカデミー賞あるある。令和の王子様俳優ティモシーと助演女優賞にノミネートされているアリアナ・グランデの受賞で、漫画「ワンピース」でいう“最悪の世代”(大物ルーキー)が大活躍なアカデミー賞の新たな歴史を見たい所だ。
助演男優賞は、アカデミー賞の前哨戦と呼ばれるゴールデングローブ賞で助演男優賞を獲得した、性格が正反対の従兄弟が亡き祖母の故郷を旅する『リアル・ペイン〜心の旅〜』からキーラン・カルキンを。余談ではあるが、キーランはなんと『ホーム・アローン』の主演かつ改名が特殊すぎるでお馴染みマコーレー・マコーレー・カルキン・カルキンの弟なのだ!!
予想はいくつ当たるか……答え合わせはアカデミー賞授賞式で!
作品賞
ANORA アノーラ
監督賞
ショーン・ベイカー 『ANORA アノーラ』
主演男優賞
エイドリアン・ブロディ 『ブルータリスト』
主演女優賞
デミ・ムーア 『サブスタンス』
助演男優賞
キーラン・カルキン 『リアル・ペイン~心の旅~』
助演女優賞
ゾーイ・サルダナ 『エミリア・ペレス』
今年のアカデミー賞は大混戦!どの作品も魅力的で、私も予想に悩みました。
今回は作品賞・主演女優賞・監督賞に焦点を当て、推しポイントをお伝えします。
作品賞の候補として悩んだのは 『ANORA アノーラ』、『サブスタンス』、『ブルータリスト』 の三作品。
映画の衝撃度では『サブスタンス』がダントツで個人的には受賞して欲しいですが、ホラー/SFジャンルはアカデミー賞では不利。
一方、社会問題を扱った作品は受賞しやすい傾向にあるため、『ANORA アノーラ』が最もアカデミー賞向きでしょう。
……とまあ、そういった分析を抜きにしても、“現代版”シンデレラストーリーとも言える内容はエネルギッシュで最高!
ショーン・ベイカーらしいリアリズム表現とロードムービー的展開が融合したバランスの良さ、映像作品としての完成度の高さが強みで、パルムドールとのW受賞に期待がかかります。
主演女優賞はゴールデン・グローブ賞にて主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)を受賞したデミ・ムーアが最有力ですが、対抗馬も侮れません。
カルラ・ソフィア・ガスコンはトランス女性初のノミネートで話題性が高く、マイキー・マディソンも、作品賞の有力候補として後押しの可能性があります。
それでも、やはりここはデミ・ムーアを推したい。
『サブスタンス』では、かつてのセックスシンボルとしてのイメージを逆手に取り、自身のキャリアを反映させたようなリアルな演技を披露してくれました。
美の呪縛に囚われる女性を全身全霊で演じ、自傷行為的とも言える本作へ強大なバフを付与しています。
「美しくなければ価値がない」というルッキズムの呪縛と、彼女自身の歩みが見事に重なり、圧倒的な説得力を生んでいるのが最大の強み。
キャリア復活のナラティブも相まってアカデミー賞での“復活”、そしてホラー映画というジャンルの枠を超えた受賞を期待したいです!
監督賞はショーン・ベイカーが最有力でしょう。
近年、作品賞と監督賞が分かれるケースも多く、ブラディ・コーベットやコラリー・ファルジャも候補に挙げられます。
それでも、ショーン・ベイカーならではの「社会の片隅に生きる人々を温かい視線で描きながら、エンタメ性も兼ね備えた手腕」は素晴らしく、全米監督協会賞にて長編映画監督賞を受賞した流れからも、ぜひ彼に是非受賞して欲しいですね。
作品賞
ANORA アノーラ
監督賞
ブラディ・コーベット 『ブルータリスト』
主演男優賞
エイドリアン・ブロディ 『ブルータリスト』
主演女優賞
デミ・ムーア 『サブスタンス』
助演男優賞
キーラン・カルキン 『リアル・ペイン~心の旅~』
助演女優賞
ゾーイ・サルダナ 『エミリア・ペレス』
例年、血沸き肉躍る思いを携えて見る祭典、米アカデミー賞。本年度、特に注目している作品賞ならびに主演女優賞について、ピックアップして言及したい。
作品賞の受賞予想は『ANORA アノーラ』。23歳のストリップダンサー・アノーラが、21歳のロシア人の御曹司イヴァンに見初められ、ジェットコースター級の恋に落ち、その後強烈なリターンをくらうドラマティックな1作。
序盤、イヴァンがアノーラに強烈に惹かれ、ぐいぐいと勢いで結婚する。しかし、イヴァンの両親に激怒され結婚を白紙に戻すために見張り役を送られたあたりから、状況は急変。即失踪するイヴァンを、髪を振り乱して血眼で見つけ出そうとするアノーラ&見張り役たちのチェイス・ストーリーが、とにかく痛快。
大金持ちの子息とストリッパーの“身分違い”の恋。現実をまざまざと突き付けられ、破綻してから本チャンの物語が始まるわけで…。「F●CK」を連発する(たぶん100回以上は言ってた)アノーラの激情っぷりに無情なドラマを見る。
キラキラした絵巻物の終焉には、思いもよらない刹那が待っていた。動と静、狂と実、ふり幅の大きさが観客の心に影を落とし、波紋のように広がり続ける。エンターテインメントとしての娯楽性の高さ、そこに潜む言いえぬ感情の正体を探りたいと思うこの余韻こそが、作品賞受賞への切符だと感じる。
そして、自分が一番注目している主演女優賞について。『ANORA アノーラ』のマイキー・マディソンに潜む無垢なスター性、『エミリア・ペレス』のカルラ・ソフィア・ガスコンがトランスジェンダーとして初のオスカーノミネーションなど、話題豊富な混戦状態の主演女優賞。5人全員が初のノミネーションで、誰が獲っても劇的&号泣必至な展開となるはず。
それでも!頭一つ飛び抜けた印象を持ったのが、デミ・ムーアの怪演。『サブスタンス』では一世を風靡した元人気女優のエリザベスを演じた。50歳となったエリザベスは若さを失い、看板番組も降板させられ、老いていくばかりの未来に絶望。若く美しい自分を生み出せるという禁忌に手をかける。女性性を求められ続けたことに疲弊と怒りを感じる一方で、それにより得られた優越感や美にしがみつく思いを、手に取るように痛々しく表現した。最小限の台詞の中で、手放すことの恐怖にとりつかれた様子を、その肉体をすべてさらけ出しスクリーンを支配、観客に息つく暇も与えない。
1月に行われたアカデミー賞の前哨戦的立ち位置「第82回ゴールデングローブ賞」で、デミは見事、映画部門で主演女優賞を受賞。10代でデビューし紆余曲折、62歳となりキャリア初となる主演女優賞受賞という快挙なのだ。いただきに君臨した大女優の感動的なストーリーそのものが、見ている者に熱いものを呼び起こす。オスカーという舞台で、晴れやかに微笑むデミを拝みたい。絶対泣く。
作品賞
ANORA アノーラ
監督賞
ショーン・ベイカー 『ANORA アノーラ』
主演男優賞
エイドリアン・ブロディ 『ブルータリスト』
主演女優賞
デミ・ムーア 『サブスタンス』
助演男優賞
キーラン・カルキン 『リアル・ペイン~心の旅~』
助演女優賞
ゾーイ・サルダナ 『エミリア・ペレス』
2月21日時点で、第97回アカデミー賞の受賞予想をしたい。前哨戦といわれている英国アカデミー賞や米映画製作者組合(PGA)などを参考にした結果が大半だが、中でも監督賞は『ANORA アノーラ』のショーン・ベイカーか『ブルータリスト』のブラディ・コーベットのどちらにするか悩ましかった。
DGAアワード(全米監督協会賞)で監督賞を受賞したショーン・ベイカーを最終的に選んだが、個人的には『ブルータリスト』のブラディ・コーベットもあり得ると思う。それでいうと、主演男優賞は同作品で建築家ラースロー・トートを演じたエイドリアン・ブロディを推したい。
『ブルータリスト』は第二次世界大戦下のホロコーストを生き延び、アメリカへ移住したラースローの半生を描く。建築の腕を買われたラースローは、実業家のハリソンから礼拝堂建設のプロジェクトを任されるが、移民者としての運命に翻弄されていく…。
全編216分の本作、時代に翻弄されたラースローの約30年の生きざまを描く。時間を忘れて見るものを惹きこむエイドリアンの繊細な演技と、重厚で濃密、それでいて軽やかなアート的余白をもって、今作を作り上げたブラディ監督。どちらも評価されて然るべき才能だ。
ちなみに、監督賞にノミネートされた女性監督は5人中1人だけという事実に、昨年同様がっかりしているのだが、日本人監督作品が3作品ノミネートされたことは喜ばしい。伊藤詩織監督『Black Box Diaries』が長編ドキュメンタリー映画部門に、山崎エマ監督『Instruments of a Beating Heart』が短編ドキュメンタリー映画部門に、『あめだま』(西尾大介監督『あめだま』が短編アニメーション部門にそれぞれノミネートされているので、そちらにも注目したい。
作品賞
ANORA アノーラ
監督賞
ジャック・オディアール 『エミリア・ペレス』
主演男優賞
レイフ・ファインズ 『教皇選挙』
主演女優賞
カルラ・ソフィア・ガスコン 『エミリア・ペレス』
助演男優賞
エドワード・ノートン 『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』
助演女優賞
アリアナ・グランデ 『ウィキッド ふたりの魔女』
※AIに「前哨戦の受賞結果」やアメリカや日本での予想データを参照した予想結果です。
作品賞
予想: 『ANORA アノーラ』
理由: PGA(全米製作者組合賞)とDGA(全米監督組合賞)を制覇し、前哨戦での評価が圧倒的。
監督賞
予想: ジャック・オディアール(『エミリア・ペレス』)
理由: 最多ノミネートを獲得した『エミリア・ペレス』の監督として、評価が高い。
主演男優賞
予想: レイフ・ファインズ(『教皇選挙』)
理由: 極上サスペンス作品での演技が高評価。
主演女優賞
予想: カルラ・ソフィア・ガスコン(『エミリア・ペレス』)
理由: トランスジェンダー役での演技が話題。
助演男優賞
予想: エドワード・ノートン(『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』)
理由: 過去の受賞歴と演技力から高い評価を受けており、今回の役柄でも注目。
助演女優賞
予想: アリアナ・グランデ(『ウィキッド ふたりの魔女』)
理由: 前哨戦でも話題になり、注目度が高い。
作品賞
ANORA アノーラ
監督賞
ショーン・ベイカー 『ANORA アノーラ』
主演男優賞
エイドリアン・ブロディ 『ブルータリスト』
主演女優賞
デミ・ムーア 『サブスタンス』
助演男優賞
キーラン・カルキン 『リアル・ペイン~心の旅~』
助演女優賞
ゾーイ・サルダナ 『エミリア・ペレス』
中学生の頃からWOWOWの映画情報番組の影響で「北米BOX OFFICE」と「アカデミー賞」が好きになった映画ファン(40代)、Rakuten PLAY編集部のKojiです。
今年の第97回アカデミー賞については、昨年9月のトロント国際映画祭の結果を知ったあたりからソワソワし始め、ゴールデングローブ賞の結果から「ははぁーん今年はこの顔ぶれなのね」と知ったかぶった状態に入り、延期が続いたノミネーション発表をYouTubeでのLIVE中継で視聴し、(関係者でもないのに)そのノミネーション結果に一喜一憂した次第です。
ちなみに個人的に好きな「アカデミー賞結果」は(そんなものあるのか?)、第70回アカデミー賞(1998年)です。
タイタニックが作品賞をはじめ11部門を獲得した年でしたが、その他にも『恋愛小説家』や『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』『L.A.コンフィデンシャル』など、ビッグバジェットから小規模な作品まで、エンタメ寄りの作品が多かったのが特徴でした。
そんなイチ「アカデミー賞ファン」ではありますが、アカデミー賞の前哨戦と言われる各組合賞・協会賞・映画祭などの受賞結果から分析し、僭越ながら主要6部門の受賞作品・受賞者を予想したいと思います。
まず、昨年の『オッペンハイマー』強しの状況とは違い、今年のアカデミー賞は前哨戦の結果からして混戦模様です。
最有力候補は「ゴールデングローブ賞(ドラマ部門)」の作品賞と主演男優賞を受賞した『ブルータリスト』かと思いきや、この2月に入ってから「全米製作者組合賞」「全米監督協会賞」「全米脚本家組合賞」のそれぞれの主要賞を『ANORA アノーラ』が獲得したことでかなり予想が難しくなってきました。
また、「英国アカデミー賞」の主演女優賞でも『ANORA アノーラ』のマイキー・マディソンが受賞したことで、他の主演女優賞でリードしていたデミ・ムーア『サブスタンス』とどちらになるかわかりません。
以上の状況から、主要6部門は前述の予想としてみました。それぞれの予想理由は下記の通りです。
まず、プロデューサー・監督・脚本家の組合賞が『ANORA アノーラ』推しの状況から、作品賞・監督賞は『ANORA アノーラ』としています。
『ブルータリスト』の票は主演男優に集中するのではと予想し、エイドリアン・ブロディが『戦場のピアニスト』に続き2度目の受賞をするのでは?と読みました。
主演女優賞は確かに『ANORA アノーラ』のマイキー・マディソンに勢いがあると思いますが、「ゴールデン・グローブ賞(ミュージカル/コメディ部門)主演女優賞」と「クリティクス・チョイス・アワード主演女優賞」を獲得しているデミ・ムーアにしています。個人的にデミ・ムーアの世代に近いということもあり、獲ってほしいという気持ちがあるのも否めません。
助演男優賞は各組合賞でキーラン・カルキン『リアル・ペイン~心の旅~』が総ナメなので、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』でブラッド・ピットが受賞した年の如く固い気がします。
助演女優賞のゾーイ・サルダナ『エミリア・ペレス』も同じく各組合賞・映画祭での結果から受賞の可能性は高いはずです。
と……ここまで書いてきましたが、2月23日(現地時間)の全米映画俳優組合賞の結果次第では、また流れが変わるかもしれませんので、慎重派の方はその結果を待って予想しても良いかと思います!
作品賞
ANORA アノーラ
監督賞
ブラディ・コーベット 『ブルータリスト』
主演男優賞
ティモシー・シャラメ 『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』
主演女優賞
マイキー・マディソン 『ANORA アノーラ』
助演男優賞
キーラン・カルキン 『リアル・ペイン~心の旅~』
助演女優賞
ゾーイ・サルダナ 『エミリア・ペレス』
アカデミー賞予想の原稿を書くにあたり、私を大きく悩ませることがある。それは『デューン 砂の惑星PART2』しか観ていないことだ。現在公開中の『アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方』は、ムビチケを買ったまま塩漬けになっている。編集部のKojiも同じ鑑賞状況だと思うが、彼は前哨戦の結果や監督やキャストを過去の実績など、その映画知識をフルに活かした原稿を書いているはずだ。
さて、どうしたものか。
私もそれらの情報を元にして、予想したっていい。しかし、おそらく同じような予想結果になってしまいそうで、それはそれで面白くない。では、ほぼ鑑賞できていない作品とどう向き合えば良いか……。
予告編である。
予告編の面白さを主軸として、前哨戦の結果などを加味しながら予想すればいいのだ。基本的に予想というのは主観である。そう、主観なのだ。私が予告編から予想したって構わないのだ。それにRakuten PLAY編集部は、映画、ドラマ好きが集まった社内の“有志”である。評論家、批評家、映画ライターの方々がまずやらない手法を、私の立場ならできるのだ。という言い訳に近い何かを長々と書いたところで、予想に移りたい。
まず作品賞は『教皇選挙』『エミリア・ペレス』『ブルータリスト』と迷ったが、『ANORA アノーラ』を予想。劇場での予告編でも観客が食い入るように観ていたのが印象的だったからだ。あらためて観ても文句なしに興味をそそられる内容。また、前哨戦となる各アワードでも受賞が続いていることから、ここは『ANORA アノーラ』を推す。
主演男優賞は『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』のティモシー・シャラメ。ボブ・ディランの自伝映画として話題の映画だが、主演のシャラメの存在感はピカイチだ。過剰にボブ・ディランに寄せるわけでなく、シャラメ本人のカリスマ性が随所に漂っていた。そろそろ彼は、スターの立ち位置から名実ともにスーパースターへならないといけない。
主演女優賞は『ANORA アノーラ』のマイキー・マディソンだ。Fワード連発の口汚いストリッパー役を悲哀とともに演じていて素晴らしいと感じた(予告編を観る限り)。彼女は他のノミネートの女優たちと違い、輝かしい経歴はないかもしれないが、ここで一気にスターダムに駆け上がってほしい。
助演男優賞と助演女優賞は、『リアル・ペイン~心の旅~』のキーラン・カルキン(予告編でもかなり飛び抜けた存在感でした)、『エミリア・ペレス』のゾーイ・サルダナ(予告編だけだと主演に見えるんですけど!)を予想する。監督賞は作品賞でも推している『ANORA アノーラ』のショーン・ベイカーと言いたいところだが、ここは『ブルータリスト』のブラディ・コーベットにしたい。作品のルックがもう素晴らしすぎて…予告編でウルウルしてしまった。前哨戦となるゴールデングローブ賞で監督賞を獲っていることから彼を推したい。
と、予告編を主軸に予想していましたが、結構良い線いってそうでニヤニヤしています。アカデミー賞というのは、当たっても外れても本当に面白い映画ファンの一大イベント。ぜひ皆さまの予想をお待ちしております。
97th-academy-awards-nominations 第97回アカデミー賞® ノミネート一覧・結果速報 2025-movie-awards-results 第97回アカデミー賞® 勝敗は鍵はここに!各「前哨戦」映画賞 結果一覧