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シュー・カイと共演したファンタジー時代劇『招揺』で、女魔王というダークなタイトルロールで大ブレークしたバイ・ルー。それと同年に制作され、シュー・カイとも再共演となった『烈火士官学校~ステキ男子とイケメン女子』では男装ヒロインを務めた。辛亥革命後、近代国家としての第1歩を踏み出して国を揚げての軍事力強化が進められる中、尊敬する兄の遺志を継いで女子厳禁の士官学校に入学するのだ。男子ばかりの生活、女子の体力では過酷過ぎる訓練に戸惑い、悩みながらも、強い意志で挑む姿は応援したくなる魅力にあふれている。
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男装姿は、時代劇『玉楼春~君に詠むロマンス~』(2021年)でも。バイ・ルー演じるヒロイン・林少春は、名門家の四男にひと目惚れされる。しかし、無実の罪を着せられて命を落とした父の名誉を回復するため、男装して試験を受けて役人になることを志し、恋愛からは距離を置こうとする。ロマンスと父への思い、そして嫁いでからは家族のトラブルを解決するという、聡明さが全身から漂う表現力を見せた。
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男装はしていないが“男前”なかっこいいヒロインでファンをくぎ付けにしたのが時代劇『万華楼~金糸が紡ぐ運命の恋~』(2020年)だ。物語の舞台となるのは唐代末期の絹織物の貿易で栄える地方都市。町は上流階級が暮らす北側と、庶民が暮らす南側に分かれ、バイ・ルー演じる竜傲一(りゅうごういつ)は南側で商売を取り仕切る組織のトップ。たくましく仲間を率いる中、北側最大の商家の当主と出会う。何もかもが正反対の2人が、商いを通じて共に過ごすうちに恋が芽生えていく。普段は男前で頼もしさがありつつ、きれいな衣装に身を包んだときの華やぎや、ふとしたときに見せるかわいさに、バイ・ルーの持ち味が最大限に活きている。
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これまでの3作と打って変わって可憐なキャラクターで魅せるのが『美人骨~前編:周生如故~』(2021年)。本作で演じた、生まれる前から太子妃となることが決まっている名門世家の娘・漼時宜(ツイ・シーイー)は、心の傷から口が利けない状態に。そんな中で、アレン・レン演じる男性主人公の百戦錬磨の将軍・周生辰(ジョウション・チェン)に弟子入りしたことをきっかけに、やがて2人の間にロマンスが生まれる。話せずとも胸の内が分かる時宜の表情は、愛嬌があって、見ているこちらの表情もゆるむほど。バイ・ルーの豊かな表現力に驚かされること間違いなし。
実は、この前編は“叶わぬ恋”。ラストは涙なしには見られない展開だが、その続きが後編へ。時は現代となり、輪廻転生の壮大なラブストーリーが繰り広げられる。後編での時宜は、人気声優で運命的に出会った周生辰に積極的に接近する。かわいい妹キャラから自立した大人の女性へ。転生で前世の記憶がかすかに残りつつ、また違う魅力を放つ演技の懐の深さが垣間見える。
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現代劇でビター&スイートなラブストーリーとして話題になったのが、レオ・ローと共演した『オオカミ君王とひつじ女王』(2020年)。バイ・ルーは、涙を流すと気絶してしまうという重度のアレルギー症状を持つヒロイン・江君(ジャン・ジュン)役。亡き父の願いをかなえるために投資銀行に転職し、そこで幼なじみの袁帥(ユエン・シュワイ)と再会する。オレ様だけど実はずっと江君を思っていた袁帥のもと、特殊な体質で厳しい“オオカミ”ばかりの金融業界で奮闘しながら、キュンとするロマンスで、現代女性を引き付ける。
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もう1つ、大人のラブロマンス現代劇で大ヒットしたワン・ホーディーとのW主演作『始まりは君の嘘』(2022年)では、経済誌の若き敏腕記者に扮しているバイ・ルー。独占インタビューをとりたい投資会社社長のことを元カレの浮気相手の叔父だと勘違いし、元カレを見返す思いも秘めながら、仕事と恋で駆け引きを始めるというストーリーだ。しかしながら、クールな相手の立ち居振る舞いにドギマギするのが本当に愛らしい。仕事ではキリッとした眼差しも見せつつの大人のかわいい一面がナチュラルに出ている。
男前だったり、可憐だったり、時代劇でも現代劇でも幅広いキャラクターを魅力的にするバイ・ルー。中国のネットユーザーの間ではドラマ界で「四大普女」と呼ぶ女優陣の1人になっているそうだ。“普”というのは、普通や平凡という意味を持ち、「この美しさで!?」と思ってしまうが、親しみがもてる美しさということなのかもしれない。また、選ばれているのは人気や演技力もあってのようで、いずれにせよトップ女優の1人と認められているということだろう。キャラクターに共感や憧れを持たせられる高い演技力にこれからも期待したい。
(文・神野栄子)
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