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住む世界の異なる斉鷺と秦驍だが、斉鷺が父親の命令で通うことになった美術学院に秦驍がいたことで出会うことになる。実は斉鷺がSNSで見かけて以来、ずっとファンだった「藍」という名のアーティストの正体が秦驍だったのだ。美術学院で彼のスケッチを見かけた斉鷺は一目で「藍」の絵だと気付き、それをきっかけに積極的に秦驍に接近していく。
だが、美術学院に通うためだけに部屋を借りることのできる斉鷺と、アルツハイマーの祖父の介護をしながら小さな個人スーパーを生業にしている秦驍とでは、育ってきた環境が違いすぎ、秦驍は斉鷺を敬遠していた。ところが、第2話で姿を消した祖父の捜索を斉鷺
が手伝ったことから距離が一気に縮まる。言うなれば、秦驍の斉鷺への“警戒”が解かれ、“信頼”へと移行したというところだろうか。
524220 第2話 https://tv.rakuten.co.jp/content/524218/
続く第3話では、協力してクラスのいじめっ子を攻略したことで友情が育まれ、課題のために一緒に動物園で写生をするなど、2人で過ごす時間が増えていく。こうして気の置けない関係へと発展していくが、斉鷺が抱いているのは友情ではなかった。画材を渡すときに少し手が触れ合うだけでも時が止まり、思わず秦驍の目を見つめてしまう。しばらくの間、こんな甘い“ときめき”の時間が流れるが、第5話で変化が生じる。
秦驍に好意を寄せるクラスの女子が積極的にアプローチするため、斉鷺が嫉妬を爆発させてしまうのだ。2つ年上の秦驍は子供のように不貞腐れる斉鷺のごきげんを取ってくれるが、歯止めが効かなくなった斉鷺の感情が溢れ出し、映画のセリフを借りて告白を試みると同時にゆっくりと彼の頬に唇を寄せる。だが、斉鷺が父親から日常的に暴力を振るわれていることが露呈してしまい、告白はうやむやに。
こうして、まだ始まってはいないがもう引き返すことのできない“むずキュン臨界点”を迎え、2人の関係性が大きく変化していく。斉鷺が煙たがられていた第一段階から信頼を得て友達へと発展した第二段階へと向かい、常に一緒にいる親友のような第三段階に発展。そして、互いの気持ちを確信した第6話からはそれぞれが抱える問題や友情から恋愛へと発展することへの躊躇や葛藤などが入り混じり、互いに相手の深部に迫りながら、相手の色に染まりゆく――。
524224 第6話 https://tv.rakuten.co.jp/content/524218/
この心理描写が丁寧で自然に感情移入しやすいと評判の『僕らが青に染まる瞬間』。タイトルにもある青を画面内で効果的に使用して、さまざまな濃淡の青が人物の心情を表すように散りばめられており、今作の魅力の1つになっている。また、秦驍の店で働く耳が不自由な譚茵(タン・イン/シャオ・ズージュオ)と美術学院の講師・劉明揚(リウ・ミンヤン/ヤオ・シンハオ)のサブカップルの恋愛模様も、心を揺さぶる展開で見逃せない。
青春や恋愛の葛藤や甘さに加えて、虐待や毒親といった家庭問題や生活苦など社会のリアルも巧みに盛り込むことで、感動的かつエモーショナルなストーリー展開に。艱難辛苦を乗り越えた末に、斉鷺と秦驍が手にする未来を確認してほしい。
(文・及川静)
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