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『隔離が終わったら、会いませんか』歐陽(オウヤン)ママの注目作品紹介

『隔離が終わったら、会いませんか』歐陽(オウヤン)ママの注目作品紹介
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休む間もなく今年最大の話題作を紹介! え?肩入れしすぎ?当り前じゃない!あたし出てんだから!「あんた、ただの女優じゃないよ、個性派女優だよ」って友達に言われて、すごく気にいっちゃった。あたしの感想、裏話をご紹介!
目次

作品紹介

隔離が終わったら、会いませんか

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史上初!日台共同製作、リモート台湾BLドラマ!

このドラマが誕生することになった最大の要因は「コロナ禍」。コロナ禍が意識され始めたころはいわゆる安全性バイアスってやつよね、なんとなくなんとかなるんじゃないかっていう根拠ない雰囲気があったんだけど、2020年になって世界中に広まってからは本当に世界が変わってしまった。抑え込みに成功していた台湾も、過去のSARSの記憶が蘇って人々の行動は変容する。エンターテインメント界も当然大打撃をうけることになったのね。現場がほぼストップしたんだもの。それは外野から見ていても徹底したものだったわ。それでも偉大な「想像力」は、制限と条件と、そして新たに手に入れたテクノロジーとを併せてこの作品を生んだ。制限と条件がたくさんある中で「できることはないか」と何かを探し続ける姿勢が新しい可能性へと導いてくれたのね。

出演:河合朗弘、ランス・チウ、アーロン・ライ、チャン・ヤーウェイ、リン・ディンチアン、歐陽ママ
監督:ジアン・ビンチェン
脚本:リン・ペイユー

隔離が終わったら、会いませんか』第一話は無料で視聴が可能。視聴はこちら

台湾初のリモート撮影、に加え日台共同制作の「隔離」

日台イケメンカップルの行方

https://im.akimg.tv.rakuten.co.jp/content/72/38/392783/main.jpg

本作の主役は日本人の佐藤樹(河合朗弘)、彼は社会観察家兼作家で、社会のいろいろな事象を観察しコラムを書いたり翻訳をしたりしている。もとは日本にいるんだけど、仕事の都合で台湾に行くことになる。でもこのコロナ禍だから当然二週間の隔離が必要なわけで、佐藤が台湾で経験する「隔離」を巡ってドラマが進んでいくの。佐藤は元カレに故あってあるカメラを返さなきゃいけないんだけど、事実は小説よりも奇なりで、小説もそこそこ奇なりで、台湾人大学生の陳柏春(邱治澔)と出会う。こんな出会い、そうそうないってことはわかるんだけど、あったらロマンチックだよね。
佐藤の友人役には賴東賢も!すごいよね。そんなイケメン二人のもう一人のお友達はあたしよ。うちら何があってもなくても連絡を取り合う仲なわけ。みんなもそういう人いるでしょう? いつかあたしのお店にも来てくれるといいんだけどね。

「隔離」とあたし

そういうわけで本作はリモート撮影が行われたんだけど……それにも前段階がある。プロデューサーさんたちから「ママ出るよ、セリフもあるよ」って言われたときのあたしの驚きを。ほんとたまげた。リモートだから実現したことよね。最初は軽いノリで一言二言だと思ってさ、んで「オッケー」とか言ったの。そして台本が来てまたびっくり。あたし出すぎ! これはマズいと思って随分削ってもらったんだよね。演技なんてやったことも考えたこともなかったあたし、演劇のワークショップにもオンラインで参加することに。みんなプロの俳優さんでしょう? だからあたしはこっそり見てればいいかなって思ったら、素敵なマーク先生「はい、歐陽ママやってみて」って。「演じる」ってことがどういうことなのか、そんなのあたしにはわかりっこないけど、それでもどうやって俳優さんたちがゾーンに入り込んでいくのか、その片鱗を覗けたいい経験になったわ。

撮影はインターネット回線をなだめながら

初めての挑戦――リモート撮影の苦労

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コロナ禍であたしらに身近になったことと言えば、「リモート」よね。接触する人数や機会を極力減らそうということで「在宅ワーク」っていう言葉も誰もが知るところとなった。リモートで会議やったり打ち合わせやったり、そういう画面越しのやりとり増えたけど、やっぱり回線が安定しているかどうか、これがこんなに重要だとは思わなかった。撮影のときには俳優さん、監督、プロデューサー、演技指導のマーク先生、マネージャーと結構な人数がオンラインで見てるわけ。いろんなところから指示がくるし、リハーサルでうまくいっても本番で誰か止まっちゃうとかもうしょっちゅう。声だけ聞こえてきて画面が全く動かないとかね。普段だったら気にもしないでしょうね。こっちで見えてる誰がどこにいるっていう画面の位置と、監督のほうで見えてる位置が一致せずに目線がずれちゃってるとか、それこそただのおしゃべりだったら何てことないことがドラマの撮影だと致命的になったりね、リモートならではの出来事よ。

そして日台カップル恋の行方

主人公の二人、かわいい二人でしょう? あたしも樹ちゃんとはもう十何年の付き合いだから、わかってるつもりでいたけどハルに恋するあの目! 一目ぼれってあるのよね。こないだの「新宿二丁目熟男子」(アーロンは「熟」の字に抵抗してました。ふふふ)インスタライブでも話題に上ったけどね、みんなはどう? 一目ぼれって、あたし思うけど何がどうだから好きだっていうんじゃないのよね。説明なんかできないの。だって考えるより先に惹かれちゃってるんだもの。樹ちゃん、そんな出会いがあってよかったねえ。あたしは嬉しいよ。ハルもどんどん表情が輝いていってかわいいし。でもあたしメイキングのハル見てたら本編のちょっと緊張してる感じと違って、自然な表情や仕草が特に魅力的に感じた。歳の差や会おうと思っても会えない状況を越えて、二人はどうなっていくのか、各話は10分にも満たないミニさだけど、しっかり描かれているからどうぞ楽しんでほしい。

歐陽MAMAの家の撮影

あの日、東京は35度。メイキングでも言ったけどあたしの部屋エアコンないのよ。あんまり好きじゃないってだけなんだけどね。川沿いにあるうちは窓を開け放つと風がよく通るの。風に吹かれながら寝るのって気持ちいいわよ。ただ撮影の日は後悔したわ。雑音が入らないように窓や扉を閉め切って、夜のシーンを撮るために黒い幕を張る。扇風機はあったけど機械音がするからカメラが回ってる時は消す……。そして監督が「アクション」っていうと突然やってくる謎の緊張感にも似た「ミスできない」という雰囲気。それで汗が流れる流れる。それともう一つ……、監督には黙ってたことなんだけど、「はーい、つぎはどこそこの何番のシーンを撮ります」って言われて「え? なにそれ?」って。とある自分が出るシーンの存在を完全に忘れてたのよ! 焦ったわあ。その場でセリフ覚えて、忘れてたことがバレないように、さも知ってたふりをして乗り切ったときあたしは思った。「やだ、女優いけるかも」って。

想像力とドラマの可能性

最近はさ、スマホだけで撮影した映画が出てきたり、本作のようにリモートがテーマのドラマが出てきたり、想像力には限界がないのを感じるわ。あたしたちは自分の身体を1ミリだって抜け出すことはできないけれど、想像力は宇宙の果てまでだって連れて行ってくれるのよね。今回は、本当に得難いことにドラマに参加させてもらうなんていう機会をいただいたのであたしの話多めだったけど、でもあたししか知らないこともあるしね。これが更新されるころには最終話を迎えているけれど、きっと何年か経ってからも「ああ、あの年はコロナ禍で大変だったよね」とマイルストーンのような作品になってくれるはず。出演者ですもの、ストレートに言うわ、みんな見てちょうだい! そして偉大な想像力に乾杯!

執筆者情報

歐陽(オウヤン)ママ

早稲田大学大学院修了。論文のテーマは台湾の文化。
2012年から2013年にかけて台湾で生活、日本語の先生などしてふらふらする。
新宿二丁目では2021年10月から新しいお店「美麗島」をオープン予定。

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BLドラマ 台湾ドラマ 歐陽ママ
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