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イッキ見したくなること必至!男同士の熱い絆を描いたブロマンス中国時代劇『陳情令』

イッキ見したくなること必至!男同士の熱い絆を描いたブロマンス中国時代劇『陳情令』
(C)2019 Shenzhen Tencent Computer Systems Company Limited
近年日本で中国時代劇ドラマの人気が高まっている。そのブームをグッと盛り上げた1作が『陳情令』。同作は、2019年に中国でWEBドラマとして配信開始されて以来、総視聴回数95億回を突破した。大ヒットの要因となったキーワードは、“ブロマンス”だ。

ブロマンスとは、アメリカで生まれた“Brother(兄弟)”と“Romance(ロマンス)”を掛け合わせた造語。BL(BoysLove)とは異なり恋愛的要素はほぼなく、熱い友情で結ばれた男性同士の関係を示す。エンターテインメント界ではおなじみのバディものもブロマンスと考えられることもあり、一つのジャンルとして人気となっている。

陳情令』の原作はオンライン小説サイトで連載された墨香銅臭による「魔道祖師」。BL小説だが、中国では同性愛描写に規制があるため、ドラマ化ではブロマンスものとした。そんな背景もあり、時折“萌え”を感じるような、主人公2人の関係がとても“エモい”。
物語の舞台は藍氏、江氏、聶氏、温氏、金氏という五大世家が世の秩序を治めているという架空の世界。さらにはファンタジー時代劇であり、五大世家の人物たちは霊力を持ち、悪霊や怪物などに対峙(たいじ)する修行を積んでいるという設定だ。霊力が宿った剣で戦ったり、空を飛んだりする。

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そんな中、江氏の養子として育てられた魏無羨(ウェイ・ウーシエン)と藍氏の次男である藍忘機(ラン・ワンジー)は、偶然にも藍氏が代々守ってきた秘密を知ったことから、五大世家が関わる事件に巻き込まれていく。やがて魏無羨は、罪を被せられて追い詰められ、断崖から身を投げてしまう。それから16年たち、呪術によってよみがえった魏無羨は藍忘機と再会し、事件の真相を追うことに。
陽気で屈託のない笑顔を見せる自由奔放な魏無羨と、冷静沈着で無口、戒律を重んじる藍忘機。アプローチは違っても、共に正義のために生きる思いがある。対照的な2人が次第に心を寄せて唯一無二の知己(親友)になっていくのは定番ともいえる道筋だが、魏無羨を演じるシャオ・ジャンと藍忘機を演じるワン・イーボーは、見た目からこの世界観に驚くほどぴったりで魅力的なものにしている。演じ手としても、出会いから一度悲劇を乗り越えた後の結びつきに至るまで、視線などで細やかな変化を表現する。

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今作でスターダムを一気に駆け上がったシャオ・ジャンとワン・イーボーは共にアイドル出身だが、そんな2人がデュエットする主題歌も物語を表していてキュンとさせる。剣以外に、魏無羨は笛、藍忘機は琴を武器にするのも雅なのだが、奏でられる“音楽”は後に鍵となってくる。
全50話という長編にひるむかもしれない。また、第1話は魏無羨が復活するところから始まるため、戸惑うかもしれない。けれども、第2話ラスト~第3話で16年前に主人公2人が出会うほほ笑ましさに始まる、過酷な運命を背負う者と守ろうとする者のブロマンスのドラマチックさに目が離せなくなる。

さらに、華麗なアクション、陰謀渦巻くミステリーとしての謎解き、登場人物たちの愛憎劇、呪術によって操られる傀儡(かいらい)となったゾンビのような人々の登場、麗しい衣装、雄大な自然を背景にした美しい映像、各世家の居城の建築美など、エンターテインメント要素がたっぷりだ。
物語はハラハラドキドキ感が増し、つらい展開に涙があふれる。見る者の感情を大きく揺さぶる壮大な物語だ。登場人物は多いのだが、主人公たち以外も美男美女ぞろいな上、キャラクターの肉付けがしっかりしているため、視点を変えて楽しむこともできる。ラストを迎えたら、もう一度1話から見たくなるはず。

なお、RakutenTVではスピンオフ作品となる『生魂』『乱魄』も配信中。合わせてぜひ。

(文・神野栄子)

Rakuten TVで視聴する

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コラム 陳情令 中国ドラマ
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