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柚香光が振り返る『紅鬼物語』の余韻と、「ゲキ×シネ」で出会う新たな発見:インタビュー前編

柚香光が振り返る『紅鬼物語』の余韻と、「ゲキ×シネ」で出会う新たな発見:インタビュー前編
2025年初夏に東京・大阪にて上演され、劇団☆新感線45周年興行を飾った、柚香光主演の『紅鬼物語』が、《ゲキ×シネ》最新作として2026年3月20日(金・祝)より全国の映画館で公開される。インタビュー前編では、柚香光に本作を振り返って今思うこと、《ゲキ×シネ》ならではの見どころを聞いた。
さらに後編では、『紅鬼物語』《ゲキ×シネ》公開記念としてRakuten TVで配信される、柚香光おすすめの劇団☆新感線作品について、その作品との出会いやおすすめ理由などを語ってもらった。
(文・写真:岩村美佳)

インタビュー後編はこちら

――公演を終えて半年が経って、『紅鬼物語』を思い出すと何が残っていますか?

やはりすごい物語だったなと思います。紅子というひとりの女性を思っても、殿に出会えて良かったねという思いがありつつ、彼女の弱さや過ちが、今も胸にズーンと、愛しさとともに切なさが残ります。作品に対して温かく愛おしい思いと、大切だなという思いがすごく残っています。出会いに本当に感謝しています。『紅鬼物語』と聞くだけで、ちょっとジーンとくるようなものがあります。

――これまでたくさんの物語に出会って、役として生きていくなかで、紅子はどんな感じで残っていらっしゃるんでしょうか。

うーん……「今どうしているかな?」って思う時はちょっとあります(微笑)。今までもそういうふうに思う役はありましたが、特に紅子は、物語の幕が下りているはずなのに、不思議な感覚が残っているんです。

――紅子たちの物語がもう1回《ゲキ×シネ》で観られるお気持ちはいかがでしょうか?

嬉しいですね。久しぶりに『紅鬼物語』の映像を見返したりすると、改めて時が経って、心に刺さる言葉、この時のこの人物の思いなんかが、当時やっていた時とまた違って感じられたりするのが、すごく印象的です。同時に、なぜ紅子は殿のことを信じきれなかったんだろうという切なさも改めて湧いてきます。
公演中は、紅子として日々を生きているので、そう思いながらも、必死に「殿と生きたい」という思いで生きている印象が強かったんですが、今ちょっと時間をおいて、『紅鬼物語』に触れると、なぜ殿を信じて、自分の気持ちを打ち明けられなかったんだろうかとか、どうして殿の愛を信じられなかったのかと、やはりすごく切なく思うんです。
そして、「生きよ」と言われたその約束を守れなかった彼女が、最後にああいう道を選んでしまったことの切なさは、今強く感じます。「あぁ……どうして……」と。彼女は一生懸命生きましたが、切ないし、悲しいなと。今はそういう気持ちになりますね。

――《ゲキ×シネ》はアップで見られたり、迫力がすごいですが、演じていた時の視界と比べて、映像の見え方はどう感じますか?

全然違いますよね。「こんな顔していたんだ」と改めて思うこともありますし、あとはスクリーンならではの息づかい。舞台上で対面している時に肉眼で見る表情と、本当に細部まで映るスクリーンの表情とは、また違ったものがあったり。あらゆるものが、もっとクリアで鮮明です。そういう意味では、スクリーンでの作品は、同じものを映しているはずなのにまた違う作品としてできあがるというか。劇団☆新感線ってすごいなって思います。

――ちょっとドキュメンタリーみたいですね。

そう! 舞台とも違うし、映画でもなくて、ライブ感はすごくあって、でもライブ以上に鮮明に細部まで映ってという、特別なものがあるなと思います。

――お客様にここだけは見逃さないで見ていただきたいというところはありますか?

皆さんもご存じだと思いますが、《ゲキ×シネ》のスイッチングの巧みさは、やはりすごいですよね。どこから映すか、なにをピックアップして、クローズアップするか。それによってまた物語の筋がすごく鮮明になるというか。台本の意図や、いのうえ(ひでのり)さんの演出の巧みさを、カメラワークでナビゲートしてもらえるみたいな。改めて「わぁ、こういうふうに進むんだ」と教えてもらう感覚もあります。お客様も感動されるんじゃないかなと思います。

作品情報

ゲキ×シネ『紅鬼物語』
2026.3.20(金・祝)全国公開

<strong>ゲキ×シネ『紅鬼物語』</strong><br />
2026.3.20(金・祝)全国公開

●あらすじ

鬼に生まれた女の哀しみが、紅く儚く、心を焦がす――。

昔々、そのまた昔。都には鬼が現れ、人々を襲っていた。

貴族である<源蒼(みなもとのあお)/鈴木拡樹>の家臣、<坂上金之助(さかがみきんのすけ)/喜矢武 豊>も鬼に襲われるが、反撃して片腕を斬り落とすと、鬼は捨て台詞を吐いて飛び去った。

これを蒼に報せると、それを聞いた同じく家臣の<碓井四万(うすいしま)/千葉哲也>は、蒼の奥方が神隠しに遭ったのも、鬼の仕業ではないかと言い出した。
10年前のある朝、奥方の<紅子(べにこ)/柚香 光>と娘の<藤(ふじ)/樋口日奈>は忽然と姿を消した。庭には鬼らしき足跡が一対、残されていたという。
それから紅子たちの行方は杳として知れない。

それでも「紅子と藤は生きている」と信じる蒼は、鬼の根城を探し出し、二人を取り戻そうと心に決めて、金之助、四万、そして<桃千代(ももちよ)/一ノ瀬 颯>らと陰陽師の阿部辺丁迷(あべべていめい)のもとへ。だが、そこに金之助を襲った鬼の<栃ノ木(とちのき)/早乙女友貴>がやってきて、桃千代を連れ去ってしまう。栃ノ木を追いかけ、蒼たちはシノナシ国へ向かった。

その頃、紅子と藤、紅子の両親は、シノナシ国の小さな村に身を寄せていた。紅子と藤の舞の見事さに村長の<八十八(やそはち)/粟根まこと>は感心するばかり。そして八十八に尋ねられた紅子は、村を訪れた経緯を語り始めるが……。

ともに生きるか、ともに死ぬか――。
血の宿命に引き裂かれた二人の、哀しきお伽噺が今、幕を上げる。

●スタッフ・キャスト

作:青木豪 演出:いのうえひでのり 出演:柚香光/早乙女友貴 喜矢武豊 一ノ瀬颯 樋口日奈/粟根まこと 千葉哲也/鈴木拡樹 他

「ゲキ×シネ『紅鬼物語』公開記念特別配信」の詳細はこちら


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