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どんな状況下でも強く生き抜く女性たちを描く、洋画7選

どんな状況下でも強く生き抜く女性たちを描く、洋画7選
(C)2019 Paramount Players, a Division of Paramount Pictures Corporation. All Rights Reserved.
アメリカ由来の「国際女性デー」が日本でもお馴染みになってきたが、2021年に発表された「ジェンダー・ギャップ指数」で、日本は156カ国中120位と残念な結果になっている。しかし、厳しい状況に置かれているのは日本の女性だけでなく、各国の女性たちもジャンダー・ギャップに悩みながら自分の道を模索している。そこで、どんな状況下でも力強く生き抜いていく女性たちを描いた洋画7選をご紹介。

97755 (c)1988 Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved.

まず紹介するのは、1988年公開の元祖・女性のサクセスストーリー『ワーキング・ガール』。学歴が災いして秘書止まりだったテスが、自分の企画を盗んでいた女性重役のキャサリンを出し抜いて上り詰めていく物語で、肩パット入りジャケットには古さを感じるが、現在にも共通するビジネス術と女性の苦悩が満載。メラニー・グリフィス、シガニー・ウィーバー、ハリソン・フォードという豪華キャストが贈る、いつ見ても力が湧く一作だ。

117398 (c)2007 The Weinstein Company, LLC. All rights reserved.

スカーレット・ヨハンソン主演の『私がクマにキレた理由』(2007年)はタイトルからしてコミカルで、ストーリーもとってもユニーク。就活に失敗した主人公のアニーが名前をナニー(子守)と聞き間違えられたことから、マンハッタンのセレブ宅でナニーとして働くことになるも、第一印象こそよかった雇い主のマダムは身勝手で、その子どももわがままし放題。お金持ちに24時間振り回されていくうちに、幸せとは何か。そして、自分は何をしたいのかという本心に辿り着く流れがお見事だ。

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フランス映画らしく、オープニング映像からおしゃれでキュートな『タイピスト!』(2012年)は、50年代を舞台に田舎町で育ったローズが当時のあこがれの職業“秘書”を目指す物語。ローズは、一本指打法であるにもかかわらず早く正確なタイピングが雇用主の目に留まり、運良く試験採用されるが、長所はそこだけ。正式採用のために「タイプライター早打ち大会」で勝つことを求められたローズの奮闘が見もので、後味はピカイチ。

296436 (C) 2018 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.

レディ・ガガが主演した『アリー スター誕生』(2018年)は、自分に自信がなく、歌手になることを諦めてウエイトレスとして働いていたアリーが、世界的ミュージシャンとの出会いをきっかけにスターへの道を歩み出すという、ベタなアメリカンドリーム映画。しかし、実際に下積み時代を経たのちに世界を席巻したレディ・ガガが凄まじい説得力を注入し、結末は実はエモーショナル。「飛び込んでいくの」という劇中歌の歌詞通り、意を決してステージに上がり、歌声を響かせる姿は鳥肌ものだ。

300687 (C)2019 Paramount Players, a Division of Paramount Pictures Corporation. All Rights Reserved.

タラジ・P・ヘンソン演じる主人公がスポーツエージェント界で奮闘する、アメリカ映画『ハート・オブ・マン』(2019年)。2000年のメル・ギブソン主演『ハート・オブ・ウーマン』の男女逆転版で、男性の声が聞こえるようになったアリが男性ばかりの業界で特殊能力を活かして出世しようとするのだが…。ドラマ『エンパイア/Empire 成功の代償』や映画『ドリーム』で力強いキャラクターを演じているタラジ・P・ヘンソンのコミカルな演技が笑える一作となっている。

404215 (C)Ali n’ Productions – Les Films du Nouveau Monde – Artémis Productions

そして、サクセスストーリーとは少し異なるが、環境に飲まれず、自らの生き方を見つけていく2作もご紹介。

1本目はモロッコ、フランス、ベルギー共同制作の『モロッコ、彼女たちの朝』(2019年)で、社会背景にも衝撃を受ける一作。モロッコでは未婚の母がタブーであることから、美容師だったサミアは失職し、街をさまよっていた。そんな彼女を見かねたパン屋のアブラが彼女を家に招き入れたことから、二人の人生が動き出すのだが、夫をなくして以来、笑顔を忘れたアブラがサミアと出会ったことで、本来の自分を取り戻していく様が美しい。

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2本目は、東京オリンピックで引退することを決めた競泳選手の心の揺らぎを描く、カナダ映画『ナディア・バタフライ』(2020年)。主人公のナディアは水泳だけの人生に危機感を抱き、引退後は大学医学部に進学することを決めるが、新たな世界に足を踏み入れる不安と憂鬱に苛まれ、東京の街をさまよいながら自らの心に向き合っていく。主人公をリオ五輪銅メダリストであるカトリーヌ・サヴェールが演じているため、一つの道を極めた女性が次の道に進むドキュメンタリーを見ているような気分になる不思議な映画だ。

 国も宗教も年齢も異なる女性たちが自分だけの道を見つけるために、一歩踏み出していく映画たち。もちろん自分の状況とは異なるが、彼女たちが奮闘する姿を見ているうちに心が軽くなり、活力が湧いてくる。よろしければ、ご覧あれ。

(文・及川静)

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