「VART」メンバーの三木眞一郎、浪川大輔、石川界人、畠中祐、ライバルチーム“BLACK VART”の関智一、小野大輔、三間雅文が登壇。神谷浩史(BLACK VART)はビデオコメントでの出演となった。
「season2」の思い出のシーンをそれぞれが選んだ写真とともに振り返るコーナーでは、小野はBLACK VARTとして最初に登場した時の写真をセレクトし、“BLACK VARTって何だ?”と探りながらの状態だったと話す。そんな小野とガッチリ握手をしている写真を選んだ畠中は、「これはseason2最後の走行で、チーム戦でバチバチにやり合ったんですが、僕は小野さんとの対戦でした。僕が走りたいコースを全部消していって抜けなかったので、にこやかにしてますけど、内心は“悔しい!”って思っている時です(笑)」と解説。石川と浪川も最終走行の時の写真を選んだ他、三木が「オートサロン」の会場のブースから生配信した時の写真をセレクトしたり、三間がスタッフも含めた全員でのオフショットを選んだりと、対決での勝ち負けはあったものの、VARTとBLACK VARTというチームの枠を越えて、番組を通して築かれた絆がしっかりと感じられた。
他に特別未公開映像の上映、来場者の名前を声優たちで読み上げる“ドキドキVARTめぐり”まで、ファンへの感謝の気持ちがこもったコーナーがたくさん用意されていた。イベント後半の「VART」と「BLACK VART」による全国のゲームセンターで稼働中の「頭文字D ARCADE STAGE Zero」で対決するレースバトルは、全3レースで先に2勝したチームが勝利。抜きつ抜かれつの熱いバトルになったが、1レース目、2レース目ともに「VART」が勝利。勝敗が決まったということで、最後は三木と関によるエキシビションマッチが行われ、声優らしくセリフ(言葉)でも熱いバトルを展開し、三木が逃げ切って勝利を収めた。
最後は、「VART」と今回のイベントへの思いなどをそれぞれが語って、締めくくった。
浪川「声優たちの本格的なレーシングチームとして活動させていただいて、無事season2まで放送できたことをうれしく思います。引き続き『VART』の活動ができればと思ってますので、よろしくお願いします」
三間「温かいメンバーが集まって、“シャンシャン!”で終われたことを幸せに、誇りに思います。応援ありがとうございました」
小野「私事ですが、免許の更新をして参りました。初心者から抜け出してブルーの免許に。クルマが本当に大好きで、『VART』のおかげで充実したカーライフを送っています」
関「皆さんに支えられての企画だと思っています。第3、第4シーズンと、まだ決まってないですけど、その時はまたご支援いただければと思います」
畠中「僕も小野さんと同じタイミングで免許を取ったんですけど、更新のお知らせが届いてません? 免許を失いたくない!って思うくらいクルマが好きになったのは『VART』のおかげです」
石川「season2の(畠中)祐くんの成長がすごくて追い抜かれちゃったので、次があるのであれば、めちゃめちゃ練習します(笑)」
三木「楽しい時間が過ごせたのは皆さんのおかげですし、『VART』自体も皆さんに支えていただいて活動できています。企画が続くのであれば、また皆さんの前で出来ればと思っています」
なお、このイベントの模様は4月27日(水)昼0:00から7月31日(日)夜11:59までRakutenTVにてアーカイブ配信されることが決定した。
(文・田中隆信)