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色褪せない魅力がいっぱい!恋愛映画不朽の名作4選

色褪せない魅力がいっぱい!恋愛映画不朽の名作4選
Film (c) 1954 by Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2月のバレンタインデー、3月のホワイトデー、そして新たな出会いがある4月と、これから恋の気分も高まるシーズン!?そこで今回は、名作として長く愛されている恋愛映画をピックアップ。運命の出会い、もどかしさなど、時代は変わっても胸がキュンとする色褪せないストーリーから素敵なヒントが見つかるかも。
目次

麗しのサブリナ

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モノクロ期の作品である1954年製作の『麗しのサブリナ』は、ハリウッドの黄金時代に活躍し、今なお人気のオードリー・ヘプバーンの出演作だ。彼女を一躍スターにした『ローマの休日』も名作中の名作といわれる恋愛もので、王女と新聞記者という身分違いの刹那の恋が胸を打つが、大富豪に仕える運転手の娘へと役柄を変えた『麗しのサブリナ』はもう少し身近に感じられる恋。父が仕える一家の次男でプレイボーイのデイヴィット(ウィリアム・ホールデン)に思いを寄せていたサブリナ(オードリー)。叶わぬ恋を心配する父により、パリの料理学校に行くことに。2年後、洗練された女性になって帰ってきたサブリナにデイヴィットが婚約者そっちのけで夢中になり、仕事一筋の一家の長男・ライナス(ハンフリー・ボガード)は困り…というストーリーが展開する。恋に恋するかわいさから、自身の成長を経て気付く恋。ロマンティック・コメディとして軽やかに、恋する気持ちを描き出す。


プリティ・ウーマン

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リチャード・ギアジュリア・ロバーツが共演した『プリティ・ウーマン』も、立場が違う男女の恋を描くシンデレラストーリーとして愛されている作品。実業家として成功しているエドワードとコールガールをしているヴィヴィアンは、ふとしたきっかけで出会い、一週間だけのパートナー契約を結ぶ。エレガントな女性へと変貌するヴィヴィアンとの生活は、エドワードの心に変化をもたらす。大人になるほどに“おとぎ話”だと思うけれど、心根のよさが魅力的なヴィヴィアンとスマートなエドワードにやはりキュンとするのだ。イチゴにシャンパン、ドレスアップしてのオペラ鑑賞など、印象に残る名シーンも多い。


ゴースト/ニューヨークの幻

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ゴースト/ニューヨークの幻』は、切ないが、愛の強さに心奪われる物語。一緒に暮らし始め、幸せに満ちあふれていたサム(パトリック・スウェイジ)とモリー(デミ・ムーア)。そんな矢先、サムが暴漢に襲われ、命を落としてしまう。その死が陰謀であると知ったサムはこの世にとどまり、インチキ霊媒師(ウーピー・ゴールドバーグ)の力を借りてモリーを守ろうとする。ゴースト(幽霊)というファンタジー&ホラー、暴行事件を巡る真相が明かされていくサスペンス、インチキ霊媒師の存在というコメディっぽさと多角的な構成で最後まで飽きさせない。そして、その芯にある、ゴーストになっても愛するモリーを守りたいというサムの思いと奮闘にグッと心をわしづかみにされ、いつしか涙が頬を伝う。主題歌「アンチェインド・メロディ」もラブストーリーを盛り上げる。


50回目のファーストキス

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50回目のファーストキス』は、交通事故に遭って以来、前日のことをすべて忘れてしまう短期記憶喪失障害を抱えたルーシー(ドリュー・バリモア)と、彼女に一目惚れした水族館で獣医として働くヘンリー(アダム・サンドラー)のロマンティック・コメディ。ルーシーにとってヘンリーは毎日が初めましての出会いで、ヘンリーは毎日愛を告白し、2人は毎日恋に落ちる。キスをしてもルーシーにとっては毎日が“ファーストキス”だったが、ヘンリーはひたむきに愛を向ける。愛ゆえの面白さ、かわいさから、やがて切なさへ。そしてラストはホロリ。二人の姿が恋することの素晴らしさを教えてくれる。山田孝之&長澤まさみで日本版トルコでのリメイクもされている。

(文・神野栄子)

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