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『奇蹟』台湾ヒットBLドラマを手掛けてきた脚本家の小説が待望の映像化

『奇蹟』台湾ヒットBLドラマを手掛けてきた脚本家の小説が待望の映像化
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台湾発BLドラマ『奇蹟』。Rakuten TV共同制作になる本作は、Rakuten TVでの初回配信日以降、総合デイリーランキングで上位にランクインし続け、Rakuten TVの公式YouTubeチャンネルで公開されている11分のダイジェスト版が視聴回数40万回(9月8日時点)を突破する反響を呼んでいる。数々の台湾BLドラマのヒット作を手掛ける脚本家リン・ペイユーの小説が原作の本ドラマ。その魅力に迫る。

リン・ペイユーは、『We Best Love 永遠の1位』『We Best Love 2位の反撃』や『HIStory』シリーズなどを担当してきたヒットメーカー。そんな台湾BLドラマをけん引する一人である脚本家がまとめあげた小説「奇蹟」は、発売するやいなや人気に。

『We Best Love』シリーズではキャンパスと会社を舞台にした純愛を、『HIStory ボクの悪魔』ではタイムスリップを取り入れたファンタジックな恋、『My Tooth Your Love ラブリー・クリニック』は歯科医と歯医者恐怖症の2人が織り成す恋、『隔離が終わったら、会いませんか?』では日本と台湾という離れた地で恋が育まれるリモートドラマと、さまざまなシチュエーションで胸キュンBLストーリーをつむいできたリン・ペイユー。今回の『奇蹟』は、医学を志す学生と裏社会に生きる熱き男たちの世界で生まれる愛の“奇蹟”が描かれる。ドラマ化にあたってはリン・ペイユー自ら脚本とプロデュースを務めており、世界観が余すところなく反映されているはずだ。また、本作は『Be Loved in House 約・定~I Do』『正負之間~Plus & Minus』のアニタ・ソンもプロデュースに名を連ねている。

物語は、バイ・ゾンイー(白宗易/タロ・リン)とアイ・ディー(艾迪/ルイス・ジャン)が刑務所から出てくるところから始まる。そして時間はさかのぼって4年前へ。

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医学を志す高校生のゾンイーは、ひどい傷を負って路上で動けなくなっていたファン・ジョールイ(范哲睿/カイ・シュー)と出会い、理不尽に脅されて自分の家に連れて行くことに。家庭の事情から1人で暮らし、奨学金を受けてアルバイトにも励む苦学生のゾンイー。一方、ジョールイは義雲盟というヤクザ組織のメンバーだった。ジョールイはしばらく潜伏するため、そのまま居座る。

あれこれ指図され、厄介に思っていたゾンイーだが、勉強ができたり、料理上手だったりというジョールイの思いがけない一面を知っていく。そんな2人が意識する大きなきっかけとなったのが、寝ぼけたジョールイがゾンイーにキスしてしまったこと。王道的展開だが、ドキッとさせられる。不意打ちのキスに不機嫌になったゾンイーと、どうしたら機嫌がなおるのか考えるジョールイ。殴らせてとりなそうとするジョールイだったが、いつしかじゃれ合いのようになっていく2人がかわいい。そして、ゾンイーはジョールイが気になり始め、ジョールイに好物のスイーツを食べさせてあげたい…と思うようになっていくのである。

そしてもう一組のカップルにも焦点が当てられる。ジョールイと同じ組織に属する2人、アイ・ディーとチェン・イー(陳毅/ナット・チェン)だ。アイ・ディーは幼なじみのチェン・イーに密かに思いを寄せているが、チェン・イーはボスのチェン・ドンヤン(陳東揚/リアンジァー)を慕っているという、一方通行の恋が切ない。

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ゾンイーとジョールイは、共に家族のことで問題を抱えていそうな様子も。また、けんかっ早い危うさがあるアイ・ディーと、一緒に裏社会で育ってきたクールなチェン・イー。格差恋愛や友情との狭間に揺れる恋を盛り上げる、深みの感じられるキャラクター設定にも引き付けられる。

本作では、各話のメイキングシーンも配信。ゾンイーとジョールイのキスシーンの裏側にはリアルにキュンとするエピソードがあったり、本編で見事な回し蹴りを披露しているチェン・イー役のナットがケンカのアクションシーンは初体験だと明かしていたり。メイキングを見てもう一度本編を確認したくなる。

そんな楽しみがありつつ、4人がどのように思いを通わせ、また、なぜゾンイーとアイ・ディーが刑務所に行くことになってしまったのか。そして4年を経て、再びめぐりあう運命。人気脚本家が“奇蹟”という言葉に込めた、ロマンティックな展開が楽しみだ。

(文・神野栄子)

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