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5年連続で「抱かれたい男ランキング1位」に輝く人気俳優のアキンを演じるのは、『Chains of Heart/チェーンズ・オブ・ハート』で主演を務め、『Theory of Love』や『My Engineer ~華麗なる工学部~』にもゲスト出演した1991年生まれのBoomことラウィーウィット・ジラーポーンカーノン。アキンに憧れ、あっという間に彼を追い抜いていく新人俳優のジンは、『Don’t Say No -心が近づくとき- 』にリオン役で出演し、『Love in the Air』12話にゲスト出演したSmartことチサヌポン・プワンマニーが演じている。
今作の魅力は、人気俳優と新人俳優である2人の立場と劇中の関係がリンクし、現実と虚像が混ざり合っていく部分にある。この幻想的な演出を手掛けたのは、BossことWasakorn Khumklaowiriya。ネスカフェや味の素など大手のCMに加えて、BRIGHTやNuNewなどのミュージックビデオを制作してきた映像ディレクターで、ドラマ演出は今回が初めて。しかし、登場人物の心理描写が上手いので、現実とドラマのセリフがリンクするシーンがより心に突き刺さってくるなど、演出の妙が光っている。
505152 『EP2 新星』(C)HS/L/WeTV/TL https://tv.rakuten.co.jp/content/505150/
また、構図の美しさやギミックも手が混んでおり、見応え十分。第2話では、出会いから1年以上経ち、人気が急上昇したジンがテレビに生出演している場面で、画面を通して2人の世界が繋がるハイセンスなシーンがあり、見る者をグッと引き込んだ。加えて、タイらしいユーモアもふんだんに盛り込まれており、エンドロール直前のおまけエピソードも面白い。
そして、もちろんラブシーンも大きな見どころ。第1話ラストの撮影中に倒れてきた機材からアキンを守ったジンが、その姿勢のままアキンにキスしようとしたところから始まり、第2話では病室で寝ているアキンにジンがキスをするのだが、実は起きていて、ジンが去った後にゆっくりと目を開けるお決まりの展開など、ファンの心を鷲掴みにするシーンがめじろ押しで、以降のラブシーンにも期待が高まる。
タイBL版は全11話で、第2話時点での2人はまだ先輩と後輩にすぎず、アキンを慕うジンがことあるごとに彼の面倒を見ている状態。だが、ジンが自分に対して好意を持っていることにアキンは気付いているはずだし、アキンもおそらくは…。ただ、最初に共演したのは医者役ではなく警察官役など、タイBL版は漫画やアニメと異なるオリジナルの設定で進んでいるため、展開は謎。しかし、凝った演出で丁寧に作られているので、今後も大いに期待できそうだ。
505154 『EP4 ハチミツのように甘く』(C)HS/L/WeTV/TL https://tv.rakuten.co.jp/content/505150/
ちなみにタイで行われたイベントにて、第4話を視聴したBoomとSmartは足をバタつかせながら照れまくっていた。特にBoomはSmartの後ろに隠れたり、両手で顔を覆ったりと大照れ。ラブシーンであることは間違いないだろうが、果たしてどんなシーンになっているのか、気になる方はぜひチェックを。
(文・及川静)
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