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『トワイライト・ウォリアーズ決戦!九龍城砦』が配信スタート! 香港アクション映画、押さえておきたいオススメ5選

『トワイライト・ウォリアーズ決戦!九龍城砦』が配信スタート! 香港アクション映画、押さえておきたいオススメ5選
『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』(C)2024 Media Asia Film Production Limited Entertaining Power Co. Limited One Cool Film Production Limited Lian Ray Pictures Co., Ltd All Rights Reserved.
2025年1月に劇場公開されると口コミで評判が広がり、興行収入5億円を突破。香港映画歴代No. 1ヒットとなった『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』。大きな話題となった本作のRakuten TVでの配信スタートを記念して、“アクション”が魅力の香港映画の押さえておきたいオススメ作品を5作ピックアップして紹介する。
目次

トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦

514943 (C)2024 Media Asia Film Production Limited Entertaining Power Co. Limited One Cool Film Production Limited Lian Ray Pictures Co., Ltd All Rights Reserved.

もちろん最初のオススメは『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』。舞台は、伝説の九龍城砦(きゅうりゅうじょうさい)がで、ルイス・クーサモ・ハン・キンポーといた香港映画界のレジェンドから若手実力派までが集結し、壮絶なアクションを繰り広げる。物語の舞台は1980年代の香港。レイモンド・ラム演じる若者、陳洛軍(チャン・ロッグワン)は、黒社会の掟に逆らったことで組織に追われ、運命に導かれるように九龍城砦へ逃げ込む。

よそ者としてトラブルを持ち込んだ彼は、当初ひどい目に遭うが、城砦のリーダーである龍捲風(ロンギュンフォン)に受け入れられ、住民と触れ合う中で次第に溶け込んでいく。しかし、運命のイタズラか、因縁のある人物に遭遇し、九龍城砦全体を巻き込む争いが勃発。命がけの戦いに発展していく…。本作は、複雑に入り組んだ九龍城砦の構造や80年代香港の街並みが緻密に再現されている点も大きな見どころ。特に、通路や階段といった狭い場所で繰り広げられる接近戦のアクションは、見る者を圧倒するほどの迫力だ。アクションシーンと人間ドラマ、その両方に重きを置いた、非常に見応えのある作品となっている。

『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』をRakuten TVで観る


SPL 狼たちの処刑台

308938 (C)2017 SUN ENTERTAINMENT FILMS LIMITED. ALL RIGHTS RESERVED.

2作目は『SPL 狼たちの処刑台』。主演は『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』と同じくルイス・クー。そして『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』で大ボス役を演じたサモ・ハン・キンポーがアクション監督を務める『SPL』シリーズの第3作だ。物語は香港から友人に会うためにタイを訪れた15歳の少女ウィンチーがパタヤで何者かに誘拐されるところから始まる。娘が誘拐された連絡を受けた香港の警察官リー(ルイス・クー)は、自らの手で娘を助け出すことを決意し、パタヤ警察の事件捜査チームに加わる。犯人グループは国家絡みの臓器密売組織だと分かり、警察内部にも仲間が…。剣を使った接近戦と大迫力の銃撃戦が終盤に展開され、香港映画ならではのアクションの壮絶さと美しさを堪能できる。

『SPL 狼たちの処刑台』をRakuten TVで観る


ライド・オン

488869 (C)2023 BEIJING ALIBABA PICTURES CULTURE CO., LTD.,BEIJING HAIRUN PICRURES CO.,LTD.

続いては、香港映画のスター、ジャッキー・チェンの50周年を記念したアクション超大作『ライド・オン』。かつて香港映画界で伝説とうたわれたスタントマン、ルオ・ジーロン(ジャッキー・チェン)。彼は第一線を退いた今、借金に追われる日々を送り、愛馬と共にエキストラなどの地味な仕事で生計を立てていた。しかし、債務トラブルが原因で、その愛馬を手放すことに…。彼は、疎遠となっていた法学部に通う一人娘のシャオパオ(リウ・ハオツン)に助けを求め、愛馬を取り戻すために奮闘する。ジャッキー自身が初のスタントマン役を演じる本作は、『プロジェクトA』『ポリスストーリー/香港国際警察』といった過去作の名場面がメドレーで彩られ、まさに集大成と呼べる作品である。70歳を迎えてもなお、ジャッキーアクションが健在であることを見せつけてくれる点も見逃せない。

『ライド・オン』をRakuten TVで観る


イップ・マン 葉問

219623 (C) 2010 Mandarin Films Limited. All Rights Reserved

4作目は、ドニー・イェン主演の『イップ・マン 葉問』。1950年、イギリスの植民地だった香港に、広東省から家族を連れて移住した中国武術・詠春拳の達人イップ・マン(ドニー・イェン)が主人公。この地を仕切る洪拳の師匠ホン(サモ・ハン・キンポー)との激闘があり、勝負は決着が付かず、武館閉鎖に追い込まれてしまう。公園で弟子を指導するイップ・マンだったが、中国武術を侮辱したイギリス人ボクサーに立ち向かったホンがリング上で死亡したことを受け、誇りのために戦うことを決意する。イップ・マンは実在の武闘家で、その心と技はブルース・リーに受け継がれていった。

『イップ・マン 葉問』をRakuten TVで観る


カンフースタントマン 龍虎武師

452617 (C)ACME Image (Beijing) Film Cultural Co., Ltd

5作目は、これまで紹介した作品にも多く登場しているサモ・ハンらが出演するドキュメンタリー『カンフースタントマン 龍虎武師』。香港のみならず、世界のアクション映画に多大な影響と変革をもたらしたブルース・リー。1973年に急逝すると、香港カンフー映画は苦難の時代に突入した。それを救ったのが、ラウ・カーリョンサモ・ハン・キンポーだった。特にサモ・ハン・キンポーは、“アクション”と“コメディ”を融合させたスタイルを確立し、ジャッキー・チェンと共に香港映画の新たなブームを作り上げた。本作が光を当てるのは、そんな香港映画の発展を命懸けで支えたスタントマンたちの姿。アクションスター、監督、そして伝説的なスタントマンたちの証言と貴重なアーカイブ映像を通して、いかにして彼らが「NO」と言わず危険な撮影に挑んできたか、その功績と驚愕のエピソードを明らかにしていく。アーカイブ映像にはブルース・リージャッキー・チェンジェット・リーらも登場。香港アクション映画ファンならば必見の内容である。

『カンフースタントマン 龍虎武師』をRakuten TVで観る

(文・田中隆信)

Rakuten TVで視聴する

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