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GreatとInnといえば、ボクサーと外科医のロマンスコメディ『Wandee Goodday』で大人気となった2人。『Wandee Goodday』は、大人の恋をいわゆる“肌色多め”に描いた作品でもあったが、再共演した今作はグッと抑えめ。主人公たちの関係の深まりをゆっくり、ゆっくり紡いでいく。
平民として生まれ、貴族の養子となってフランスに渡ったラティ(Inn)は、養父であるフランス大使の通訳士として20年ぶりに戻ったシャムでティーラトン(Great)と出会う。ティーラトンは伯爵という地位だったが、初めて声をかけた日には明かすことなく接し、ラティは、ティーラトンがその日にある理由で平民の服を着ていたことから、身分を推察して親しみの感情を持つ。
出会った瞬間、心に灯がともったように見つめ合う姿を見せたティーラトンとラティ。しかし、当時の社会では同性同士の恋愛が許されないだけでなく、身分の隔たり、そしてシャムとフランスという国同士の緊張をはらんだ関係も、2人の恋路に立ちはだかる。
前作がヒットした要因の1つが圧倒的ビジュアルを持つGreatとInnの美しさ。今回は、また少し違うともいえる美しさがため息ものだ。この時代ならではのノスタルジックな雰囲気の中で、Greatは名家の嫡男であり、伯爵としての上品さを、Innはフランス育ちの洗練さを漂わせる。
525413 第1話(無料配信) https://tv.rakuten.co.jp/content/525412/
「男色」といううわさが広まれば家名に傷がつくと怒るティーラトンの祖母は、結婚をさせようとする。それをなんとかかわしながら、まっすぐにラティに愛を向けるティーラトン。時代もあって名家に生まれた者ならではのあらがえないものがありつつ、愛が深まれば深まるほどに、強くもなる。そんなティーラトンを、Greatが麗しく、芯の感じられる演技で見せる。
一方、ラティは自分の立場をわきまえつつ、ティーラトンの愛に触れて心が動いていく。ラティは、世話をするシャム人の使用人たちがほれ込むほどにピュアでいい人。そんななかで、ぜひ注目してほしいのが、第5話。ラティが心を許している使用人の女性に、自分の中に沸き上がったティーラトンに対しての気持ちを語る場面がある。それは恋の姿そのもので、奥ゆかしい表現の言葉と、愛おしくなるラティの表情をInnの演技が際立たせる。
サブカップルとして、GMMTVの人気カップルである、Aou(ウー)ことタナブーン・キエットニランとBoom(ブーム)ことタラトーン・ジャンタラウォーラカーンが出演。Aouは賞金稼ぎで格闘の試合にも出ている人力車の車夫・メークを、Boomは準男爵のデートを演じ、こちらも身分の隔たりがありながらも心を寄せていく。そんな2人と、祭りなど風土の文化が彩りながら描かれるティーラトンとラティの秘めたロマンス。最終回まで彼らがどんな選択をしたのか目が離せないが、きっと見終わった後には温かなものが心に残るはず。
実は、GreatとInnは2025年9月にカップル解消がGMMTVから発表された。今後、共演はあるかもしれないが、ひとまず2人のカップル姿を見られるのはこれで見納め。恋の始まりから、その喜びや切なさに包まれる、GreatとInnの耽美的なケミストリーを堪能して。
(文・神野栄子)
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