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『We Best Love 2位の反撃』歐陽(オウヤン)ママの注目作品紹介

『We Best Love 2位の反撃』歐陽(オウヤン)ママの注目作品紹介
『We Best Love 2位の反撃』歐陽(オウヤン)ママの注目作品紹介
目次

永遠の1位』に続く『2位の反撃』、『永遠の1位』はみなさんご覧になったかしら? さて、今度は『2位の反撃』よ。まずは「バシイッ!」と一発ビンタを食らわせて、とりあえず一発。今回は見どころや注目ポイントをアタシなりの視線でご紹介!

『We Best Love 永遠の1位』の紹介記事はこちら

作品紹介

We Best Love 2位の反撃

 大ヒット配信中の『We Best Love』、物語が完結している『永遠の1位』から五年後の物語が描かれる『2位の反撃』も佳境を迎え、毎週金曜日の配信もついに残すところあと一回(4/9に第6話更新よ)!
あたしが目にしたとあるSNSの書き込みには「配信を待ってる7日が7年に感じる」とあったわ。ハラハラドキドキ(昭和風)、そういう気持ちで待ってるのよねえ。配信を心待ちにしている人はもちろん、まだこれからっていう人もぜひ見ていただきたいドラマよ!
アタシはこのドラマ見てて「腹が立ったら自分に当たれ。悔しかったら自分を磨け」って、昔読んだ本のフレーズを思い出したわ。そう簡単にはハッピーには、ならないわよねえ。

出演:リン・ズーホンユー(YU)エヴァン・ルオリー・チーレイ・チャン(ブライアン・チャン/張睿家)シー・チーティエン
監督:ジャン・ルイジー
脚本:リン・ペイユー

「永遠の1位」から5年たった舞台 ちょっと大人になった主人公たち

1位と2位の関係のゆくえは!?

シードーの会社華聲は誠逸グループと合併することに。そこへ誠逸の担当者として副社長のシューイー、法務のビンウェイと秘書のジャーユーが現れる。いきなりシードーのほほを殴るシューイー。商談現場は静まり異様な雰囲気に…。
一方、シューイーの感情的な態度から、華聲の技術長のジェンシュアンは、シードーとシューイーに何か確執があると見抜く。温和そうにみえるジェンシュアンだが、ある日店を閉まろうとするショウイーをみかけ、子供のように走っていく…。
シードーを故意に困らせる態度を取り続けるシューイー。5年の間に2人に何があっただろうか。そして、ジェンシュアンとショウイーの関係とは?!

シードーとシューイーの5年という歳月の重み

あたし、冷静に考えて5年って長いと思うのよね。みんな待てる?5年って言ったら生まれたこどもがもう元気におままごとできるようになる時間よ?その長い期間を、シードーはただただ一途に待ち続けるわけなんだけど、シードーにとってはあらゆるできごとがただ一つ「シューイーと一緒にいられるようにする」という目的につながるのね。そしてシューイーも心に秘めた思いを抱えている。それがあのビンタに込められてたのかしら……。うまくいかない二人を見ながら、何回「ああ、もうっ!」って口にしたことか。でも、ものごとがうまく運ばないときは、とにかくすれ違ってしまうもの。そういう「時間」を感じさせてくれるドラマになっていると思うわ。

大学生から大人になった主人公たち

オフィスで働くスーツ姿のイケメンたち

5年の時間が過ぎているっていう話をしたわけなんだけど、その分主人公たちは大人になっているのよね。大学生だったころにはTシャツを着ていた彼らも、オフィスで仕事をしているときにはビシッとスーツを着ているの。日本ではなかなか見られないような着こなしをしている人もいるわけなんだけど、それも「台湾らしさ」の一つの表れよね。
台湾にいらっしゃったことのある方はご存じのはず、台湾ってとにかく暑いのよ。あちこちに「夜市」や「朝市」があるのも、なるべく陽が高くないときに活動するっていうことだし。あたしの体感ではもう5月から10月までは夏よ。そんなだからスーツを着て仕事している人なんてほとんど見かけない。ネクタイなんて結べない人のほうが多いんじゃないかしら。
シューイーは結構ダーク目の落ち着いた色合いのものが多いけど、シードーはIT企業でばりばりやってる人物像ぴったりな感じ。劇中では日本でよく見るスーツ姿とはちょっと違った彼らにも注目よ!

BL史上に燦然と輝く圧巻の演戯

もし、「BL史」っていう教科書をつくることになったら、間違いなく採用されてテストにも出ると思われるあのシーンよ。第2話でシードーは川辺で小さなビストロ(?)を営むショウイーのもとを訪れ、涙ながらに思いを吐露する(ショウイーは本当に大学の保険医を辞めちゃってお店開いたんだね)。シードーはショウイーとの関係、気持ちをみんなショウイーに打ち明けていたのよね……。
そして、シードーは酔ったままショウイーの家へ。さあ、シードーの「Hi」から始まるこのシーンの二人の演戯よ!あたしはあのシーンのシードーの息遣いからも、それを目にして何も言えないでいるシューイーからも、逡巡というか、それこそ言葉にならない複雑な気持ちを受け取ったわ。喜怒哀楽の人間の感情がそのまま表現されていると思うんだけど、「言わない」ことを選ぶのも一つの表現なのよね。やっぱり、言わずにいることの重み、説明されないからこその奥行きがこのシーンにはあります。

もう一組のCP ショウイーとジェンシュエンのゆくえは?

「2位の反撃」を紹介する上で外せないショウイーとジェンシュエンのCP(カップリング)なんだけど、こんなにCP感のないCPも珍しいわ。
まず、甘い要素がほとんどないし、二人とも何を考えているのか容易に想像がつくような感じじゃないし。でもそれなのにお互いがお互いを思っていることだけは伝わってくるのだから不思議よね。シードーとシューイーがすれ違ったのは5年だったけれど、ジェンシュエンが高校3年のときにショウイーがその学校の保険医だった(もう保険医やめて白衣見られないの辛いわ)、ジェンシュエンはそれから12年探し続けたと言っているから、こちらはなんと12年。12年片思いを続けるなんて気が遠くなるけど、二人は交わっているのかすれ違っているのかわからないギリギリの線でつながっていく。
それにしてももう最終回を迎えるというのにこの二人は一体どうなってしまうの? アタシ、ちょくちょく出てくるキーアイテムのカップ麺も気になるのよね。

最後に

『We Best Love』は時間の流れを感じさせてくれるドラマ

今回の紹介では「5年」や「12年」という時間が何度も出てきたけれど、ひとくちに言う「5年」や「12年」じゃなく、自分の「5年前」や「12年前」を思い出してみるといいんじゃないかしら。アタシは、はい、お察しの通り思い出せないわ。肉体的な、経験的な時の流れってひとくちには言えないものよ。だってその一秒一秒が「わたしの」「あなたの」経験なのだから。それを思ってドラマを見ると、キャストが演じるキャラクターも際立ってまた違った一面を見せてくれるかもしれない。
もちろん、究極的には受け取る側の姿勢の話なのかもしれないけれど、でもこのドラマは何度も何度も見るに堪えるつくりになっていると思うし、何度も何度もみられるものであってほしいと、そう思うのでした。

執筆者情報

歐陽(オウヤン)ママ

早稲田大学大学院修了。論文のテーマは台湾の文化。
2012年から2013年にかけて台湾で生活、日本語の先生などしてふらふらする。
新宿二丁目では新型コロナの影響もありあたふた。今は新しいお店をオープンしようと画策中。


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