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3年半ぶりに有観客で開催された「S.S.D.S.診察会」。医師たちも診察や名刺交換などで患者さん(観客)と交流!

3年半ぶりに有観客で開催された「S.S.D.S.診察会」。医師たちも診察や名刺交換などで患者さん(観客)と交流!
12月4日、「S.S.D.S. 第23回診察会『初冬の学会』」が都内で開催された。

S.S.D.S.」とは、世界で唯一の医療国家として日本から独立したドクターズランド、その島の中央に聳え立つ“Joy三郎記念 聖ラ・フォーレ病院”を舞台に、スーパー(Super)でスタイリッシュ(Stylish)な医師たち(Doctors)が繰り広げる物語(Story)のことで、声優の速水奨が原作・プロデュースを手掛けている。有観客での開催は、20195月以来、約3年半ぶり。昼の部「サンシャインパワーでしょう」夜の部「おっとメロメロどうしよう」2公演が行われたが、ここでは昼の部の様子をお届けしよう。

イベントはステージドラマからスタート。登場したのは、Dr.HAYAMI(速水奨)、ブラディ・トランシルヴァニア伯爵(堀内賢雄)、沢登達哉(松本保典)、バウム・クーテヘン教授(関俊彦)、三条光孝(平川大輔)、時岡進太郎(佐藤拓也)、そして今回から参加の新しい医師ジョー・巽(神尾晋一郎)。他に、13号医局専属ナース・リサ(景山梨彩)、声の出演で中管制官(中博史)も登場した。今回は、新加入の医師“ジョー・巽”にまつわる物語が展開され、ジョーの過去などが明かされ、どんな人物なのかが浮き彫りになっていく。

ドラマの前半が終わったところで、恒例の“名刺交換”コーナーへ。昼の部はDr.HAYAMI、ブラディ、沢登、時岡の4人が、病院公認グッズのタンバリンなどでアピールする患者さん(観客)のところに行き、名刺交換を行った。患者さんとの交流が終わったところで、院歌「白亜の迷宮」の斉唱とDr.HAYAMIの号令による「ラジオ体操」も行われた。

そしていよいよ診察(観客からの質問や悩みに答えるコーナー)へ。「実は今日、離婚した妻と二人で来ています。夫婦円満の秘訣と妻にかけるイカしたひと言を教えてください」という質問が届き、沢登の「必ずしも嫌いだから別れるという場合だけじゃないと思うんです。気持ちが残っているけど、たまたま生活の中でちょっとしたことが合わなかったりすることもあるわけですよ。離れて気づく良さもあるわけだから、時々別れたほうがいいと思うんです(笑)」という回答で会場を和ませ、“イカした言葉”を担当した三条の「今日もキレイだよ」という言葉に大きな拍手が起こった。

また、「『S.S.D.S.』ってなんでこんなに楽しいんでしょうか?」という質問には、時岡が「『S.S.D.S.』がなぜここにあるか? あなたの心の処方箋、ここにあります」とズバリ回答した。

質問の他に「今日の会場はマイクがなくても声が届く距離感ということで“やっと会えたね”をセクシーな生の声で言ってください」とリクエストもあり、どれぐらいの声量で会場の後ろまで届くのかを確認しつつ、それぞれが違う雰囲気で3年半ぶりに会えた思いを言葉に乗せて届けた。さらに「最近寒くなったので、癒される言葉をください」というリクエストもあった。

ステージドラマ(後半)を挟んで、再び診察の時間。「高校生の息子がいますが、先日、女の子と京都に日帰り旅行に行ってきました。息子の初めての恋愛が気になります。いろいろ聞くのってうざいんでしょうね?」という質問に、バウム・クーテヘン教授は「息子さんはお母さんに聞いてほしいかもしれないので、ガンガン聞いていいんじゃないですか。わざと聞かないようにしてると逆に気まずくなってしまうと思うので」と真面目に回答。Dr.HAYAMIが気になったことは、「息子さんがちゃんとお土産を買ってきたかどうか」だった。

他にも、医師同士の匿名による悩みコーナーなども展開。3年半ぶりの有観客イベントということで、患者さんは歓声を送ることはできないけれど、タンバリンや拍手、笑い声などで応え、温かいアットホームな雰囲気の中、昼の部が閉幕した。

なお、このイベントの模様は1217()Rakuten TVにてディレイライブ配信される予定。視聴チケットは通常のチケットと、アクリルスタンド付きチケットが販売中。

(文・田中隆信)

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