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休みの日に見たい!180分を越える世界に浸る長尺映画の傑作

休みの日に見たい!180分を越える世界に浸る長尺映画の傑作
(C) 2023 20th Century Studios.
映画の上映時間というと、2時間前後が多いような印象だが、“長尺”と言われる、長い上映時間の作品も目立ってきている。例えば、今年の第95回アカデミー賞で最優秀歌曲賞を受賞して日本では昨秋からロングラン上映となっている『RRR』や、第94回アカデミー賞で国際長編映画賞に輝いた『ドライブ・マイ・カー』は約3時間=180分だ。その2作品のように、長尺映画には評価を得た傑作もたくさんある。ここでは、180分超えで見ておきたい3作品を厳選。次の休みに、じっくりとその世界観を楽しんでみては。
目次

おすすめ長編映画3選

七人の侍

140752 (c) 1954 TOHO CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED. https://tv.rakuten.co.jp/content/140752/

まずは、日本が世界に誇る傑作から。第15回ベネチア国際映画賞で、最優秀監督賞にあたる銀獅子賞を受賞した黒澤明監督『七人の侍』(1954年)の上映時間は、206分に及ぶ。ちなみに、1時間46分あたりから5分ほど“休憩”という文字が出てインターミッションがある。

黒澤監督は、ジョージ・ルーカスやスティーブン・スピルバーグといった多くの監督が影響を受けたと公言しているほどの世界的巨匠。また、本作はイギリスの公共放送局・BBCが批評家からの投票を実施して2018年に発表した「最高の外国語映画100本」では第1位に輝いている。

舞台となるのは戦国時代のある貧しい村。野武士の集団に収穫した米を奪われた村人たちは、再び麦を狙って襲撃を予定していると知る。野武士と戦うことを決めた長老は、侍を用心棒として雇うことを提案。お金にも出世にもつながらない、報酬は白米を腹いっぱい食べられるのみという条件で侍さがしは難航するが、ようやく見つけた才徳を備えた島田勘兵衛(志村喬)を中心に腕っぷしの強い菊千代(三船敏郎)など7人が集まる。はじめは侍を恐れて距離を置く村人たちだったが、やがて団結して戦いに挑むことに。だが、その戦いは熾烈を極める。

個性豊かな侍たちが一人、また一人と集められる様子から、作戦を練り、村人たちと協働関係となって、戦いへ。侍たちと村人たち、それぞれの思いも見事に表される。そんな巧みに練られた構成と、高い評価を得ている臨場感あふれる映像に引き付けられ、集中力を欠くことなく最後まで堪能できる。


雪の轍

170277 (c) 2014 Zeyno Film Memento Films Production Bredok Film Production Arte France Cinema NBC Film https://tv.rakuten.co.jp/content/170277/

第67回カンヌ国際映画祭で最高賞のパルム・ドールを受賞した『雪の轍』(2014年)。世界遺産のトルコ・カッパドキアでホテルのオーナーや家主として、親から膨大な資産を受け継いで何不自由なく暮らす元舞台俳優のアイドゥン(ハルク・ビルギネル)が主人公だ。

家賃を滞納している一家から思わぬ恨みを買ってしまうアイドゥン。さらに、慈善事業に熱心な若く美しい妻との関係もうまくいっておらず、離婚して出戻ってきた妹ともぎくしゃく。その様子が濃密な“会話劇”で繰り広げられていく。

監督のヌリ・ビルゲ・ジェイランは、文豪チェーホフの3つの短編が発想の源だと明かしている。人を赦(ゆる)すことや愛することというと一気に文学的、あるいは哲学的に感じられるが、会話によって、その人となりがあらわになっていくのが興味深い。心の深いところにある自尊心やエゴイズムがむきだしになり、言葉のぶつかり合いは痛みを伴う。

分かりあう日がくるのか…苦しくなるような196分間だが、雪が降り積もっていく季節を背景に、アイドゥンが営む洞窟ホテルなどカッパドキアの美しい風景が寄り添ってくれる。


アバター:ウェイ・オブ・ウォーター

447655 (C) 2023 20th Century Studios. https://tv.rakuten.co.jp/content/447655/

2009年、全身青色のキャラクターが強烈な印象を放ち、映像美で全世界を魅了したジェームズ・キャメロン監督による『アバター』。第82回アカデミー賞で9部門にノミネートされ、視覚効果賞、美術賞、撮影賞を受賞したが、続編となる『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』(2022年)も第95回アカデミー賞で視覚効果賞を獲得した。

1作目から10年後の世界。元海兵隊のジェイク(サム・ワーシントン)は、地球から遠く離れた神秘の星パンドラの先住民ナヴィの女性・ネイティリ(ゾーイ・サルダナ)と家族を築いていた。妻や子どもたちとの平和な時間もつかの間、再び地球人の侵略が始まる。

192分でじっくり描かれるのは家族の物語。一家が海の部族に助けを求めるという展開で海洋の世界も登場し、再び圧倒的な映像美で異世界へと導かれながら、普遍的なストーリーに心揺さぶられる。

キャメロン監督は『アバター』シリーズは5部作の構想があると公表しており、3作目は2024年12月に公開予定といわれている。シリーズが積み重なる前に、ぜひチェックしてみてはいかがだろうか。

(文・神野栄子)

https://news.tv.rakuten.co.jp/2022/03/k-drivemycar.html 映画『ドライブ・マイ・カー』で注目! 寡黙なドライバー役の三浦透子が放つ唯一無二の魅力

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