“幽霊退治”から想像するような恐怖心はなく、軽快な音楽とともに作品の舞台となった米・ニューヨークの町を守るゴーストバスターズの活躍が世界的に大ヒットし、第1作が公開された1984年から現在まで根強い人気を誇る作品だ。同作といえば彼らがゴースト退治の時に使う魅力あふれるガジェットの存在も印象的。
シリーズ最新作『ゴーストバスターズ/フローズン・サマー』がRakuten TVで配信スタートしたということで、今回はこれまでの幽霊退治で大活躍したゴーストバスターズ愛用のガジェットを名シーンとともに紹介する。
まずは全シリーズ通して登場するアイコン的存在のガジェット「プロトンパック」。ツナギ姿の彼らがバックパックのように背負い、レーザー光線を放ちゴーストたちを捕まえる。1作目『ゴーストバスターズ』(1984年)のラストシーンでは、ビル・マーレイ演じるピーター・ヴェンクマンら初代ゴーストバスターズが、後におなじみのキャラクターとして人気を博す巨大マシュマロマンと対決。交差させることでエネルギーが増したプロトンパックのレーザービームで、宿敵・ゴーザの神殿を破壊し、その熱で溶けてなくなっていくマシュマロマンは印象に残るシーンの一つだ。
164651 『ゴーストバスターズ【1984年版】』 https://tv.rakuten.co.jp/content/164651/
プロトンパックは、『ゴーストバスターズ2』の続編を描いた『ゴーストバスターズ/アフターライフ』ではピーターと共にニューヨークを救ったゴーストバスターズの一員、イゴン・スペングラー博士(ハロルド・ライミス)の孫へと引き継がれていく。都会での生活が苦しく、祖父スペングラー博士が田舎に遺した古びた屋敷で暮らすことになった主人公フィービー(マッケナ・グレイス)と兄のトレヴァー(フィン・ウルフハード)は、誤ってゴーストたちの封印を解き放ってしまい、地下室で見つけたハイテク装備の数々をまとい、ゴースト退治に挑んでいく。
414521 『ゴーストバスターズ/アフターライフ』 https://tv.rakuten.co.jp/content/414521/
大人が活躍してきた過去作と異なり、子供たちが奮闘する“ジュブナイル映画”の様相も呈する本作では、ゴーストバスターズの専用車「ECTO-1(エクトワン)」のアップデート車とは知らずに内緒で乗ったトレヴァーがスリル溢れるドライブを見せる。彼の破天荒な運転スキルを知らずに乗車した、フィービーとポッドキャスト(ローガン・キム)がゴーストを捕獲する初々しいシーンも見どころ。
プロトンパックやECTO-1が世代を超えて活躍する一方で、リブート版として2016年に公開された『ゴーストバスターズ』では、ケイト・マッキノン演じる発明好きメンバーのジリアン・ホルツマンが個性的なガジェットを生み出している。劇中では、ゴーストを吸い込んでばらばらにする「ゴースト・チョッパー」や二丁拳銃でゴーストを退治する「プロトン・ショットガン」など、魅力的な武器が新登場。終盤にはタイムズ・スクエア周辺で暴れるゴーストたちをプロトン・ショットガンで倒しまくるホルツマンのカッコイイ姿も。
202151 『ゴーストバスターズ』 https://tv.rakuten.co.jp/content/202151/
そんなゴーストバスターズの最新作『ゴーストバスターズ/フローズン・サマー』は、前作『ゴーストバスターズ/アフターライフ』で登場したキャストが続投し、再び舞台をニューヨークに戻して街中が凍りついてしまう緊急事態に立ち向かう。
477432 『ゴーストバスターズ/フローズン・サマー』 https://tv.rakuten.co.jp/content/477432/
本作はドローン型にアップデートされた最新鋭の「ゴーストトラップ」などガジェットの活躍ももちろん、ピーターら旧ゴーストバスターズが再集結するのも胸アツ。新世代チームと共に最強ゴースト・ガラッカに挑む。
遊び心たっぷりのゴーストバスターズ愛用のガジェットに注目しつつ、最新作視聴前に過去作をプレーバックして楽しむのはいかがだろうか。
(文・suzuki)
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