Rakuten TV
  1. TOP
  2. インタビュー
  3. 町田啓太、菅生新樹、伊藤淳史、藤原丈一郎 豪華4主演で挑むオムニバス! プロデューサーに聞く池井戸ドラマ最新作『かばん屋の相続』の見どころ:インタビュー前編
  1. URLをコピー
  2. Xでシェア
  3. Facebookでシェア
  4. LINEでシェア

町田啓太、菅生新樹、伊藤淳史、藤原丈一郎 豪華4主演で挑むオムニバス! プロデューサーに聞く池井戸ドラマ最新作『かばん屋の相続』の見どころ:インタビュー前編

町田啓太、菅生新樹、伊藤淳史、藤原丈一郎 豪華4主演で挑むオムニバス! プロデューサーに聞く池井戸ドラマ最新作『かばん屋の相続』の見どころ:インタビュー前編
12月27日(土)、28日(日)22:00から2夜連続で放送・配信される『連続ドラマW 池井戸潤スペシャル「かばん屋の相続」』(WOWOW)は、同名の短編集をもとにした「十年目のクリスマス」「芥のごとく」「セールストーク」「かばん屋の相続」の全4話からなるオムニバスドラマ。
これまで同局で『空飛ぶタイヤ』(2009年)や『アキラとあきら』(2017年)をはじめとするたくさんの池井戸作品を映像化し、本作の企画・プロデュースも手がけた青木泰憲氏に、今回のドラマについて、そして池井戸潤作品の魅力について聞いた。(前後編の前編)
(文・中村裕一)

インタビュー後編を読む

ーー企画・制作のきっかけをお聞かせください。

まず、WOWOWの視聴者のみなさんには池井戸さん原作のドラマがすごく支持されているんです。加入してドラマを見続けてくださってる方々にとっても、数年に1回、池井戸さんのドラマが放送されるというのがWOWOWの1つの大きなブランドになっていると思います。これまで池井戸作品の映像化をたくさん手がけてきましたが、今回はいつもと違い、短編を映像化することで多様性のある物語が描けるのではないかと思いました。

ーー長編とは違う難しさもあると思いますが、青木さんとしては『空飛ぶタイヤ』(2009年)でどこよりも先に池井戸潤原作の連続ドラマをつくった自負があるのでは?

そう言われるとおこがましいですが、視聴者のことを意識しながら原作者である池井戸さんにも納得してもらうためにはどうつくっていけばいいか、ということは常に考えてきたつもりです。その意味で池井戸ドラマの経験は豊富だと思います。

ーー1話づつ見どころをお聞きします。まずは町田啓太さん主演の「十年目のクリスマス」。

最初の1本目は今回のスペシャルドラマ全体の世界観を決めるという意味でも非常に大事で、町田さんは『フィクサー』(2023年)というドラマでご一緒しましたが、大事な役をお任せできてよかったと思っています。町田さんと対峙する役の上川隆也さんとは『沈まぬ太陽』(2016年)をはじめ、さまざまなドラマをつくってきましたが、本作では第一話ということもあり、どうしても出てもらいたい、と思って出演をお願いしました。

ーー台本を読む限り、サスペンスというかミステリーというか、そういう風味もあって、導入としてはぴったりな印象を受けました。

実際、出来上がった映像を見てもすごくよかったです。「十年目のクリスマス」というタイトルも12月の放送にふさわしいですし、ストーリーの見どころを話すとネタバレになってしまうので詳しいことは話せないのですが(笑)、先の展開が気になる、見ごたえのある作品になりました。

ーー2本目は菅生新樹さん主演の「芥(あくた)のごとく」。

菅生さんと黒木瞳さんの出演シーンがとても多い作品です。こちらはサスペンスというよりヒューマンドラマ寄りで、特に後半は原作にないオリジナルな部分も加えています。

ーーWOWOWドラマ初主演の菅生さんもさることながら、黒木さんが町工場の社長を演じることが新鮮に感じられました。

私も同じです。原作を読むと、もっと年齢を重ねた人を想像されるかもしれませんが、こういう役をあまりやったことがない黒木さんがチャレンジしてくれたところも見どころの一つです。

ーー菅生さんのお芝居を見て感じたことは?

自分にしっかりキャラクターを飲み込ませて、自然体で演技ができる人だと思いました。役を身近に感じられるような親近感というか、実際にこういう新人社員がいそうな、いい意味で飾らない良さがありましたね。

作品情報

連続ドラマW 池井戸潤スペシャル「かばん屋の相続」(WOWOW)

<strong>連続ドラマW 池井戸潤スペシャル「かばん屋の相続」(WOWOW)</strong>

Rakuten PLAYでお得にWOWOWを契約

●あらすじ

高級ブランド店から買い物袋を抱え、店員たちに見送られる男性・神室彦一(上川隆也)を見た永島慎司(町田啓太)に12年前の記憶がよみがえる。 東京第一銀行西大井支店の融資課に勤める永島を家に招いて食事に誘ってくれたのが、神室電機の社長・神室と娘の千春だった。永島は千春が気になっていたが、2年後、千春は別の男性と結婚することに……。そんな中、2期連続の赤字の上、東京第一銀行に勧められるまま巨額の融資を受けたことが重荷になっていた神室電機は、銀行に3千万円の融資を依頼するのだが……。(第1話「十年目のクリスマス」) 。

●キャスト・スタッフ

出演:町田啓太、菅生新樹、伊藤淳史、藤原丈一郎
柳ゆり菜、半田周平、甲本雅裕、入江甚儀、池端杏慈、平山浩行、泉澤祐希、皆川猿時、正名僕蔵、武田航平、中尾明慶、青柳翔、岡本玲、芹澤興人
上川隆也、黒木瞳、石黒賢、石丸幹二

原作:池井戸潤「かばん屋の相続」(文春文庫刊)
脚本:前川洋一
音楽:池田善哉
監督:西浦正記
企画・プロデュース:青木泰憲
プロデューサー:松本太一、廣瀬雄、神田万理

●放送情報

WOWOW
12月27日(土)、28日(日)(全4話) 22:00〜
※第1話無料放送

『連続ドラマW 空飛ぶタイヤ』『連続ドラマW アキラとあきら』WOWOWオンデマンドにて全話配信中

Rakuten PLAYでお得にWOWOWを契約


ポスト
シェア
送る
TAKARAZUKA ONDEMAND プレミアムプラン
宝塚歌劇LIVE配信一覧
BL特集
  • 年月別アーカイブ
楽天モバイル照会キャンペーン