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『相棒』も『Shall we ダンス?』も…宝塚で舞台化された邦画5選

『相棒』も『Shall we ダンス?』も…宝塚で舞台化された邦画5選
(C) 日活
日本が誇るエンターテインメントショーを提供する宝塚歌劇団は、古今東西問わずさまざまなジャンルの原作を元にした作品の舞台化を実現している。『風と共に去りぬ』『モンテ・クリスト伯』などの小説や戯曲、ミュージカルに加えて、原作になりやすいのが人気映画作の数々。意外に思われる方もいるだろうが、邦画も数多く舞台化されている。「そんな作品も?」と少し驚いてしまいそうな作品を5作品紹介していく。
目次

『鴛鴦歌合戦(おしどりうたがっせん)』(1939年) 

https://im.akimg.tv.rakuten.co.jp/content/63/69/453696/chapter_l_0003.jpg

マキノ正博監督、片岡千恵蔵主演によるオペレッタ形式の時代劇。長屋住まいの貧乏浪人、浅井礼三郎と隣家の娘、お春の恋の鞘当てに、骨董(こっとう)狂いの殿様、峰沢丹波守を巻き込んでの騒動を、宝塚歌劇ならではの華やかなミュージカル作品として仕上げる。


「相棒」(2008年ほか)

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2000年6月に単発ドラマとして放送され、2002年10月より連続ドラマとしてスタートした人気刑事ドラマ「相棒」。主人公の杉下右京(水谷豊)が歴代の相棒刑事と共に難事件に挑み、人間味に溢れたストーリーや巧妙なトリックが人気で、劇場版も多数誕生しているシリーズ作品。2009年には真飛聖が右京を演じる宝塚花組の舞台化が実現している。ストーリーは映画やドラマとは別の完全オリジナル版で、宝塚が日本のドラマを取り上げるのは1914年の初公演以来初の試みだったため大いに話題となった。

「相棒」ドラマシリーズはこちら ▶
「相棒」劇場版はこちら ▶


『Shall we ダンス?』(1996年)

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周防正行が原作、脚本、監督を務めた。役所広司草刈民代主演の社交ダンス教室を舞台に繰り広げられたハートフルコメディーで、1996年度日本アカデミー賞で13部門を独占し社会現象にもなった大ヒット作。2004年公開のハリウッド版リメイク、リチャード・ギアジェニファー・ロペス主演も話題となったが、宝塚歌劇では2013年に雪組が舞台化。有名曲「シャル・ウィ・ダンス」を始めとする数々の名曲にのせて、ロマンチックなドラマが再現された。


『幕末太陽傳』(1957年)

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愛のお荷物』『洲崎パラダイス・赤信号』などを世に送り出した川島雄三監督の日活映画。古典落語の「居残り佐平次」を中心に、「品川心中」「三枚起請」「お見立て」他を組み合わせ、実在した品川の遊郭・相模屋を舞台に起こるさまざまな人間模様を軽妙なタッチで描く。まげ頭の主人公・佐平次の扮装をした早霧せいながミュージカル化にあたり作られたオリジナル曲「居残り稼業」をのびやかに歌いあげるなど“ミュージカル・コメディー”として新鮮な世界で魅せた。


『HiGH&LOW THE MOVIE』(2016年ほか)

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HiGH&LOW」は、EXILE・HIROが総合プロデュースするドラマ、配信、コミック、音楽アルバム、ドームツアーなど、複数のメディアを巻き込み展開した総合エンターテインメントプロジェクト。宝塚歌劇では2022年に『HiGH&LOW -THE PREQUEL-』として、シリーズ作品群の隠された前日譚を新たに構想した舞台化に挑戦。物語の中心となる5つのグループ「SWORD」の誕生前夜を描いている。守るべき女性・守るべき街との間で葛藤する男たちの愛と闘いの物語がタカラジェンヌによってパワフルかつ華やかに描かれた。

(文・中田蜜柑)

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