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一度は憧れる!?卒業シーズンを華やかに彩るプロムが登場する映画

一度は憧れる!?卒業シーズンを華やかに彩るプロムが登場する映画
(c) Disney
友や恩師との別れ、新たな世界への旅立ちと、寂しさと期待が入り混じる卒業シーズン。日本と時期は異なるが、アメリカやイギリス、カナダの高校では卒業前に一大イベントとされるダンスパーティー“プロム”が開かれる。タキシードやドレスで着飾り、楽しく一夜を過ごすなか、ドラマも多々生まれる。今回は、そんなドラマを見せてくれるプロムが登場する作品を4つご紹介!
目次

プロムが登場する作品

ハイスクール・ミュージカル/ザ・ムービー

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全世界で人気を博したディズニーチャンネル発のテレビ映画『ハイスクール・ミュージカル』の劇場版。歌、ミュージカルに魅了された高校生の青春シリーズとして3作目となる本作で描かれるのは、高校最後の年を迎えた主人公たち。

バスケットボール部のキャプテンでもある主人公・トロイ(ザック・エフロン)、文武両道なヒロイン・ガブリエラ(ヴァネッサ・ハジェンズ)らは、高校生活最後に一生の思い出となるよう、等身大の自分たちを表現するミュージカルを上演することに。

本作は、劇中ミュージカルの1シーンだけでなく、物語本編もプロムが鍵となる。主人公カップルや級友たちが進学に揺れ動く気持ち、そして主人公カップルは別々の大学になることの寂しさにも直面しながら、プロムに誘うドキドキ感や、参加する不安、楽しみも。高校最後の時をギュッと詰め込んだ展開に引き付けられ、ミュージカル作品らしく、歌とダンスでいっそう華やかなプロムシーンに心が躍る。劇中歌「忘れられない夜」にはプロムへの思いが込められているのでじっくり聞いてみて。

今すぐ『ハイスクール・ミュージカル/ザ・ムービー』を観る

25年目のキス

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1999年に劇場公開されたドリュー・バリモア主演のヒット作。主人公のジョジーは、新聞社でコピーエディターをしている25歳。ある日、念願の記者の仕事が回ってくるが、それは地元の高校に生徒として潜入し、ティーンの実態をレポートするというもの。実は、高校生のとき、いじめられっ子だった彼女。それゆえ、25歳になるまで男性と付き合ったこともキスしたこともなかった。ジョジーはゾッとする思い出ばかりのティーン時代に再び足を踏み入れ、奮闘していく。

コメディー作品らしく、あたふたするジェジーにクスッと笑いつつ、スクールカーストによる痛みにズキっとすることも。潜入先の高校がプロム全米ナンバーワンに輝く常連校ということで、プロムにかける思いが強い生徒たち。そこで、プロムでもからかいの対象になってしまった苦い思い出を抱えているジョジーは、2度目のプロムをどう迎えるのか。

愛らしいジョジーに魅了されながら、もう一度青春時代を追体験するよう。そして、プロムシーンでのジョジーの大人になったからこそ伝えられる言葉が胸に響く。

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ヒース・レジャーの恋のからさわぎ

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28歳で亡くなったヒース・レジャーのハリウッドデビュー作。転校生のキャメロン(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)は、学校のアイドル的存在のビアンカ(ラリサ・オレイニク)に一目ぼれする。だが、彼女には厳しい父親により、姉のキャット(ジュリア・スタイルズ)がデートをしない限り、デートを許可しないというルールが。そこでキャメロンは、友人に協力してもらい、変わり者で男嫌いのキャットのデート相手として、学校のはみ出し者といわれるパトリック(ヒース・レジャー)にキャットを誘ってもらうことに。

ワイルドな風貌のヒースにドキドキしながら、ウィリアム・シェイクスピアの戯曲「じゃじゃ馬ならし」を翻案にして学園青春ものにした展開が生きている良作。パトリックがキャットにいつしか恋心を抱く…という心つかまれる王道的ラブストーリーもプロムで転機を迎える。

最初プロムに否定的な意見をしていたキャット。ひと波乱あるプロムだけれど、パトリックのエスコートぶりがすてき。また、本来は上級生が参加するプロムに下級生で誘われたと喜ぶビアンカの姿からも、プロムが特別なものなのだと知ることができる。

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ウォールフラワー

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16歳の主人公・チャーリー(ローガン・ラーマン)は、高校入学初日にスクールカースト最下層に位置付けられ、ひっそりと息を潜めてやり過ごす日々を送っていた。そんな日々が、陽気な最上級生・パトリック(エズラ・ミラー)と、彼と同い年ながら義理の妹である美しく奔放なサム(エマ・ワトソン)と出会い、一変する。

パーティーで文字通り“壁の花”だったチャーリーが変わっていく。ティーンエイジャーの恋や友情は、楽しさだけでなく、悩みや傷みも伴う。そして、チャーリーにはひそかに抱える過去の出来事もあって…というストーリー展開。

そんななか、最上級生たちが進学のためにがんばり、そして高校生活を終える高揚感を、チャーリーという年下目線で見ていく。プロムに関するシーンはほんの少しだけれど、高校生活の締めくくりで欠かせないものなのだと伝わる。

今すぐ『ウォールフラワー』を観る

(文・神野栄子)

Rakuten TVで視聴する

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