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個性的な群凶がたくさん登場するということで、撮影中にはそれぞれ“推し群凶”がいたという。
“推し群凶”について聞かれると、木村は「2人いるんですよ。1人目は、“きのこちゃん”っていう女の子の群凶がいるんですけど、朽ちて世界からなくなる直前まで体からきのこが生えてくるんです。最後の最後まで生命の輪っかの中から外れることができないんだなと思ったんです」と愛に溢れた表情で語り、さらに「2人目は、今回京都で撮影していて、紅葉であったりすすき野原であったり、日本古来の美しい景色と群凶(という組み合わせ)が新鮮で、その象徴的なシーンで“飛脚群凶”っていうのが出てくるんですけど(笑)、そのシーンを見ていたスタッフさんに紅葉を乗せられていたり、全員から愛されていたので“飛脚群凶”です(笑)」と語った。
田中は「僕も2人いるんです。1人はストーリーにも大きく関わっていて“やす”と呼んでいる群凶で、体が大きくて特殊メイクにもこだわりがあって、この作品に説得力を与える群凶だなと思って好きです。もう1人は、名もなき群凶の“かず”。とあるシーンで“かず”の頬に触れる瞬間があるんですけど、その時にすごく気に入っちゃって、なるべく“かず”を多く映して欲しいなと思うほど愛着が湧いてますね(笑)。そして皆さんにも“かず”をぜひ探してほしいです(笑)」と“推し群凶”の魅力を熱弁。
そんな群凶の動きについてヤングポール監督は「生前の記憶というか、この人はこういうことにこだわっていた人だから、こういう仕事をしてきた人だから、こういう動きをしていたんじゃないか。死因についても、ここを斬られたから、ここら辺が硬直して、こういう歩き方になるのではないか、というような生前のストーリーを全群凶に対して考えました。そこが映像に反映されているのかなと思います。」とこだわりを語った。
『連続ドラマW I, KILL』(WOWOW)