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本作は、謎めいたパズルのピースが残された10年前の未解決事件の唯一の目撃者であり、プロファイラーのユン・イナと、彼女を容疑者だと疑う刑事キム・ハンセムが、連続殺人事件の秘密を暴いていく推理サスペンス。
会見には、主演のユン・イナ役を演じるキム・ダミ、キム・ハンセム役を演じるソン・ソック。イナと共に事件を捜査するエリート刑事ヤン・ジョンホ役のヒョン・ボンシク、末っ子刑事チェ・サン役のキム・ソンギュン、監督のユン・ジョンビンが登壇した。
5人の挨拶からスタートし、ユン・ジョンビン監督は、『ナインパズル』について「基本的に推理劇で、ユニークな2人が連続殺人事件の犯人と真実を暴いてく物語です。作品の特性からして、ネタバレが心配なのでここまでにしておきたいと思います」と紹介した。
出演の決め手について、各キャストは以下のように語った。
キム・ダミ:「台本をいただいた時に、読めば読むほど展開が気になって一気読みするほど面白かったです。キャラクターとしては、ユニークなプロファイラーという設定が、役者としても新たなチャレンジになると思い、決めました」
ソン・ソック:「以前からユン・ジョンビン監督の大ファンでした。オファーをいただいた時は光栄で、監督が決め手ですね。今も監督のことを直視できないです」
キム・ソンギュン:「ユン監督とは13~14年ぶりの再会となります。『悪いやつら』で私をデビューさせてくださいました。台本も素晴らしく、今回は大きな役をいただいてありがたく思います」
ヒョン・ボンシク:「台本に引き込まれました。末っ子の刑事役でオファーをいただき、今までは班長やリーダー役が多かったので、今回は末っ子になれて幸せでした」
各キャストが演じるキャラクターについて、監督とキャスト自身が語った。
ユン・イナのキャラクターについて聞かれたキム・ダミは、「10年前に叔父が巻き込まれた殺人事件の唯一の目撃者であり容疑者で、その時のショックで事件の記憶を失っています。現在はプロファイラーとしてハンセムと共に事件を解決していくキャラクターです。キャラクターを作る際は、その当時に止まっている少女時代の性格が今も現れるのではないかという考えを持ちながら役作りに没頭しました。率直で感情通りに行動するわがままな性格の中に、脆さや痛みがある部分を見せたいなと思いました」と語った。
キャスティングする時に一番最初に思いついたのがキム・ダミだったというユン・ジョンビン監督は、「台本の段階から、ユン・イナは非常に自分の感情に率直でユニークなキャラクターだと思っていました。誰が演じたらこのキャラクターが視聴者に受け入れられるかと考えた時に、キム・ダミさんが持つ健康的なエネルギーなら、ユニークな側面も好意的に受け止めてもらえるのではないかと思いました。実際に演じた姿を見ると、個性を持った独特な部分も愛らしい魅力に変えていました」と明かす。
キム・ハンセムについてソン・ソックは、「一言で言うと几帳面で粘り強い刑事です。自分が唯一解決できなかった事件を10年間追い続けています。そしていつからか映画『レオン』のようにニット帽をかぶるようになりました。刑事がニット帽をかぶるというのは異質だと思いましたが、キャラクターに似合っていると感じます。ユニークなポイントで、演技にすごく役立った部分でした」と紹介。
また、イナとハンセムの関係について「その関係についてどのように表現するかが自分にとって課題でした。仲の良い知り合いでも兄弟でもなく、一般的に経験できない関係であるので表現するのが難しく感じました。ある時からは、皆さんにの想像力に任せた方がいいのではないかと思いました。また、ダミからも面白いアイデアをもらったり、2人のシーンが可愛くできているので、ケミを期待していただければと思います」と語った。
『ナインパズル』(Disney+)