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真彩希帆さん独占インタビューこぼれ話♪

真彩希帆さん独占インタビューこぼれ話♪
宝塚雪組のトップ娘役として活躍し、退団後は舞台、ライブで精力的な活動を続けている真彩希帆さん。
Rakuten TVの独占インタビューで、宝塚時代のお話を深く濃く語ってくださいましたが、インタビュー記事には収めきれなかったお話がまだまだたくさん!そこでRakuten TV Newsでは、そんな「こぼれ話」の中から選りすぐった、スペシャルトークを二つお届けいたします!
(撮影/岩村美佳、取材・文/橘涼香)

真彩さんが「命を懸けていた」と語った新人公演時代──『エリザベート』新人公演で演じたマダム・ヴォルフ役で考えた「宝塚の娘役」とは。

──花組時代の新人公演で演じた役柄として『愛と革命の詩』のエディット、『ラスト・タイクーン』のエドナ、『エリザベート』のマダム・ヴォルフをあげてくださいましたが、なかでも特に印象に残るエピソードなどはありますか?

『エリザベート』のマダム・ヴォルフの時に桜一花さんから「宝塚の娘役なのだから、決して品はなくさないようにアプローチした方がいい」とアドバイスをいただいたんです。「あなたは女役ではなく、娘役なんだから」と。

──あぁ、非常に「宝塚」としてわかるお話です。特に若手の娘役さんにとって、濃い役柄をストレートに上手に演じることが、進む道を限定してしまうというのは、現実にありますものね。

 やっぱりバランスが大切だと感じます。宝塚を観に来ているお客様が何を求めているのか。自分自身も宝塚が大好きなので、お客様が何を観たいのだろう?とよく想像をしていました。お客様がご覧になりたいもの、夢の世界とも言われる舞台で、高級娼婦の娼館のマダムという役柄を演じるからには、どの表現をとっていくべきかはすごく考えました。更に、自分が想像を膨らませて演じることで、お客様の想像を如何に掻き立てられるかも重要だと考えました。ある意味でそうした想像だけで作り込んでいった役だったと思います。

──その印象が強くあったからこそ、卒業前のミュージックサロン『La Voile』で「マダム・ヴォルフのコレクション」を歌われたのですか?

 卒業の時のミュージックサロンでは、今の自分が歌ったらどう表現するかな?と自分でも知りたいという曲をチョイスしました。雪組のトップ娘役として歌った曲、特にデュエットは、サヨナラショーもありますし、ここでは歌わないで大事にとっておきたいなという思いもありました。新人公演で歌った曲も、本当は全部歌いたかったですが選んでいったなかでの一曲ですね。

──改めて歌ってみてどうでしたか?

ふたつパターンがあって、とても歌いやすくなっている曲と、なんでこんなに難しい歌を下級生時代に歌えていたの?!と驚く曲もありました。

──あれだけ多くの経験を経た真彩さんがそう思われた?

 よくやってたなぁ自分と(笑)きっと新人公演に命を懸けていたという気持ちにつながるんですけど、たった一回だからできたこと、火事場の馬鹿力的なものは確かにあったんだなと。もちろん『こうもり』のアデーレのアリアなどは、火事場の馬鹿力では乗り切れないので、ひたすら稽古に稽古を重ねましたけれども、そういう発見はたくさんありましたね。

──配信オンリーというかたちのミュージックサロンになりましたが、逆にホテルでのディナーショー形式のものは、おいそれとチケットが取れないので、ライブ配信されたことで多くの方が観ることができたのは素晴らしかったですし、お話を伺うと真彩さんにとっても特別なご経験になったのですね。

 そうですね。一緒にミュージックサロンをやったメンバーと共に不安を乗り越え、お客様の存在のあたたかさをあらためて強く感じました。

東京宝塚劇場で迎えた退団公演千秋楽──セレモニーのご挨拶で望海風斗さんに言った「大好きです!」の意味

──雪組トップ娘役として過ごされた充実の4年間を経たのち、退団セレモニーでの望海さんとの会話も印象的でした。

4年間ご一緒したなかで様々なことがあり、そのかけがえのない日々の全てを含めてまるごと大好きです、尊敬しています、人として愛しています、という気持ちが全部入っている「大好きです!」でした。
それに対して同じ言葉を返していただき、本当にこの卒業の日まで走り抜けてこられて良かったと、まるで望海さんと強く握手したような気持ちでした。これだけ色々なことを経験させていただけた。舞台に立つということは、私達にとっては仕事なので、そうした仕事の場で、ここまで密度の濃い関係性を築ける方に出会えたというのは、やっぱり特別なことだったと思っています。

──そういう出会いに恵まれるというのは、やはり運命的ですね。

 本当に私は幸せな娘役だったと思っています。


真彩希帆(まあや きほ)
埼玉県出身。2012年宝塚歌劇団入団。宙組公演『華やかなりし日々』『クライマックス』で初舞台を踏んだのちに花組に配属。14年星組へ組替え、16年に『鈴蘭(ル・ミュゲ)─思い出の淵から見えるものは』でバウホール公演初ヒロインを務めたのを皮切りに、数々の作品でヒロインを演じる。17年雪組に組替えしトップ娘役に就任。『ファントム』のクリスティーヌ・ダーエ、『ONCE UPON A TIME IN AMERICA』のデボラなど、豊かな歌唱力を生かした多彩な役柄で魅了した。21年『fff─フォルティッシッシモ』『シルクロード─盗賊と宝石』で宝塚歌劇団を退団後、女優としての活動をスタート。ミュージカル『ドン・ジュアン』のヒロイン・マリア役をはじめ、ライブ活動も積極的に展開している。2022年2月帝国劇場で上演されるミュージカル『笑う男 The Eternal Love―永遠の愛』のヒロイン・デア役(熊谷彩春とダブルキャスト)での出演が控えている。


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宝塚歌劇団 インタビュー 真彩希帆 OG

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