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朝夏まなとが厳選!宝塚歌劇団の必見作品3選:インタビュー後編

朝夏まなとが厳選!宝塚歌劇団の必見作品3選:インタビュー後編
ヘアメイク 根津しずえ
朝夏まなと主演ミュージカル『モダン・ミリー』が帰ってくる! 1967年公開の同名映画をもとに作られたブロードウェイミュージカル。1920年代のニューヨークを舞台に、モダンガールに憧れて田舎町から出てきたミリーが、新しい生活を楽しみながら、本当に大切なものを知るまでが描かれる。インタビュー前編では再びミリーを演じる思いや、新キャストの印象などを聞いた。
そして、後編ではRakuten TVで配信している宝塚歌劇団の作品から、おすすめ作品をセレクトしてもらい、それぞれのセレクト理由や思い出を語ってもらった。
(文&写真:岩村美佳)

インタビュー前編はこちら

おすすめ作品その1
エリザベート-愛と死の輪舞-(’16年宙組・宝塚’16年宙組・東京・千秋楽

398087 ’16年宙組・宝塚 https://tv.rakuten.co.jp/content/398087/

273257 ’16年宙組・東京・千秋楽 https://tv.rakuten.co.jp/content/273257/

ーRakuten TVで配信している宝塚歌劇団の作品から、おすすめ3作品をセレクトしていただきたいのですが、いかがでしょうか。

『エリザベートー愛と死の論舞ー』ですね。観ていただきたいです!

ー選んでくださった理由をお聞かせください。

やっぱりすごい人気作品ですからね。そして、私のすごい陰キャな部分が出ているところ(笑)。『モダン・ミリー』のようなコメディとか、明るい作品しか知らない方は、こんなに陰キャな役をできるんだって思ってもらえるかなと思って。ギャップを楽しんでいただけたらと思います。

ーこの宙組版ならではのおすすめポイントなどいかがですか?

やっぱり一体感じゃないでしょうか。自画自賛ですが、まとまっていると思います。それと、ハマると言われる役をやっているのは実咲凜音さんぐらいじゃないかと思います。フランツを演じた真風(涼帆)さんだったらルキーニの方が合うよね、愛ちゃん(愛月ひかる)だったらルキーニよりもっと端正な方がいいよね、みたいな。私ももっと太陽みたいな役が多かったから、みんな自分の持ち味と違う役をやっているんです。

ー確かにそうですね。

だから、みんな本当に悩みながら、小池修一郎先生に叱咤激励されながら、めちゃくちゃ稽古したんですよね。それで、自分と違うものをやるということで生まれるエネルギーみたいなものは、すごくあったと思います。その結果、それがまとまりました。いろんな人の、いろんな思いが力になって集結したという気がして、私が退団しようと思った公演なので。私自身がもうやり切ったみたいな感じがあったんです。だから、ぜひ観てほしいなと思います。

おすすめ作品その2
HOT EYES!!(’16年宙組・東京・千秋楽)

244411 https://tv.rakuten.co.jp/content/244411/

ー2作品目はいかがでしょうか?

やっぱりショー作品からも選びたいので、『HOT EYES!!』ですね! これはチャラい私が観られます(笑)。

ーチャラい朝夏さん!

“隠キャ”と“チャラい”が共存する男役です(笑)。

ー特にこの場面を観てほしいとかありますか?

プロローグからめちゃめちゃチャラチャラしています。歌詞を私に当てて書いてくださっているんですが、「羽ばたきたいよね」って客席の皆さんに問いかけるんですよ? 中詰めはもう完全にチャラい(笑)。それと、ひとりで踊るシーンも観ていただきたいです。亡くなられてしまったのですが、羽山紀代美先生が振り付けしてくださった、私の大事な宝物のシーンなので、観ていただきたいです。ひとりで神聖に踊るのと、チャラい、そのギャップを楽しんでいただきたいです。

おすすめ作品その3
翼ある人びと—ブラームスとクララ・シューマン—(’14年宙組・ドラマシティ)

203798 https://tv.rakuten.co.jp/content/203798/

ー3作品目はいかがでしょうか?

『翼ある人びとーブラームスとクララ・シューマンー』ですね。母性本能をくすぐる朝夏が見られます(笑)。「女性本能をくすぐる」って愛月ひかるに言われました(笑)。

ーさよならショーでも歌われたくらいに、思い出深い作品ですか?

思い出ですね。これがなかったら、私は多分トップになっていないですね。

ーそれはどうしてでしょうか?

自分の精神上ですね。背伸びばかりしている役が多かったので、等身大の役をあまりやったことがなかったんです。自分とかけ離れた役ばかりをやっていたから、芝居がわからなくなっていて。この作品は、上田久美子先生が当て書きしてくださった作品です。明るい、元気などのイメージが多かった私に、影のある役を当ててくれて、本来の自分にはこういうものもあるんだというところから、お芝居がすごく楽しくなったんです。それで目覚めましたし、お客様も「朝夏まなとってこういうこともできるんだ」みたいに知ってくれた作品でした。それからちょっとずつトップを意識しだした頃でしたね。

ー拝見している側からは、トップになられる方だろうと勝手に思っていましたが、この頃まで、そういう感覚だったんですね。ご自身でいけるっていう感覚はないんですね。

ないですし、何か追いついてないという感じでした。そのあたりは、本を出しているので、よかったら読んでください(笑)(朝夏まなと 1st PHOTO BOOK「welina」)。その辺のことを詳しく書いてあるので。いろんな葛藤がありました。結構石橋を叩くタイプだったので、違うなって思いながらやっていた部分もありましたけど。

ーでも、そういう朝夏さんがいらしたからこそ生まれた作品ですね。

そうだと思います。最後にヨハネス・ブラームスが清々しく客席を歩いて行くところは、私自身のモヤモヤした気持ちも、同様に清々しくなったらいいなと思って書いたと上田先生に言われたので。「魂を浄化したかった」と言っていただきました。

ー上田先生すごいですね。

すごいですよ。すごい方です。同じ上田先生の『神々の土地』も良かったら観てください!

ー朝夏さんの退団公演ですね。ぜひ一緒にご覧いただけたらと思います。

インタビュー前編はこちら

作品情報

ミュージカル『モダン・ミリー』

【東京公演】シアタークリエ
2024年7月10日(水)~7月28日(日)
【大阪公演】新歌舞伎座
2024年8月3日(土)、4日(日)
【愛知公演】Niterra日本特殊陶業市民会館ビレッジホール
2024年8月11日(日)
【福岡公演】博多座
2024年8月16日(金)〜8月18日(日)
【東京公演】昭和女子大学人見記念講堂
2024年8月24日(土)、25日(日)

■あらすじ
1920年代のニューヨーク。「大切なのはロマンスよりも理性!」をモットーに、モダンガールに憧れて田舎町から出てきたミリーは、下宿先で知り合ったドロシーや偶然の出会いを繰り返すジミーと仲良くなったり、玉の輿を狙って就職した会社の社長・グレイドンに猛アプローチをかけたり、世界的歌手マジーのパーティーに参加したりと新しい生活を楽しむ。
そんな時、ドロシーが行方不明に!下宿先の女主人ミセス・ミアーズが、身寄りのない彼女を誘拐したと知ったミリーたちは、ドロシー救出作戦を決行!
果たしてミリーたちの運命は!?そして、ミリーが見つけた本当に大切なものとは――。


■キャスト
朝夏まなと 田代万里生 廣瀬友祐 夢咲ねね 大山真志
土居裕子 一路真輝

入絵加奈子 安倍康律
砂塚健斗 高木裕和 常住富大 堀江慎也 村上貴亮
伊藤かの子 島田 彩 橋本由希子 湊 陽奈 吉田萌美 玲実くれあ

Rakuten TVで視聴する

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