RECCOMENDイチオシ
SERVICE関連サービス
――それではご推薦いただいた作品のお話を伺わせてください。最初にご覧になった劇団☆新感線作品が、『髑髏城の七人(2011)』通称ワカドクロだと伺いました。
私の衝撃の出会いです。
https://im.akimg.tv.rakuten.co.jp/content/20/88/530288/main.jpg https://live.tv.rakuten.co.jp/content/530288/
――なぜ観にいこうと思われたんですか?
以前から「劇団☆新感線って本当に面白いんだよ」というお話は、いろいろな方から伺っていたのですが、宝塚の同期の誘いで、一緒に観に行きました。最初の客入れ時の曲や、刀が刺さっている舞台を見て「この舞台の世界、何これ! 好き!」ってなって、忘れられない出会いです。
――「好き」から始まった出会いで、物語が始まっていかがでしたか?
衝撃的でしたよね。あの言葉の台詞の軽やかさと親しみやすさのなかにある、熱さとエネルギーと迫力、軽快なやり取り。グワッと掴まれたかと思ったら、ふっと緩めるような、あのコメディシーンを挟む感じとか。しかもそのコメディシーンも、ちょっと挟むんじゃなくて「長くね?」って(笑)。
(現場全員爆笑)
「ここはちょっとリラックスさせてもらえるんだ」と思ったら、意外と長い(笑)。最初はすごく笑って面白かったのですが、それをやり尽くす遊び心や、舞台のプレー、遊びを感じたんです。心に栄養をもらう感じがありました。すごく深いメッセージのあるシーンや、窮地に陥っているシーンでも、絶対に入るその柔らかさが、すごく優しい温かさを感じて印象的でした。あとはやはり大迫力の殺陣……(ため息)。帰ってからもずっとその映像が頭に残るくらいに衝撃でした。

――本当にものすごい殺陣ですよね。
長いし、速いし、しかもただ速いのではなくて、ひと太刀、ひと太刀の、刀に言葉が乗る感じ、感情のぶつけ合い。その速い殺陣の間に挟まる言葉でも、言葉のぶつけ合いと刀のぶつけ合いが入り混じっている迫力。それをBGMに収めているあの技。全部が衝撃的でした。
しかも、作品もそのキャラクターがみんな魅力的で、物語も心を掴まれる役が居すぎて。何か作品を観にいくと「この役が良かったな~、あの役が素敵だったな~」ということはあるんですが、この作品は、演者さんも、役としても、皆さん全員が素敵で。それぞれがそれぞれの過去をみんな背負っていて、それにしがみついている人もいれば、逃れたいと思っているのにまだ足を捕まれている人もいる。贖罪をしたいと思っている人もいれば、そこに蓋をしているつもりで全然囚われている人もいる。みんなが背負っているものが魅力的で、作品としても魅力的に見えて、印象的でしたね。皆さん格好良かった……!
――本当に新感線の代表作ど真ん中に最初に出会っているんですね。
本当に、勢いがあって、エネルギーがあって、楽しかったです。
――この出会いがあったから『紅鬼物語』に繋がっているんですね。
確実にそうですね。ありがたいですよね。
ゲキ×シネ『紅鬼物語』
2026.3.20(金・祝)全国公開
530288,530289,530290