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――宝塚でも今まで演じられたことがないような印象の役ですね。
野々花:悪役は初めてなんです。意地悪令嬢とかはあったにしろ、こういうガッツリの悪役は……。だからビジュアル撮影の時に戸惑っちゃって、「どうしたらいいんだろう」みたいな(苦笑)。
七海:でも製作発表の時は、もうできあがってた。
野々花:いえ、もう、全然できあがっていない(焦)。
音波:しっかりできていた。
野々花:心のなかも揺れ動きまくって、大丈夫かなこれで(汗)みたいな感じだったんですが(苦笑)。
七海:あとから見て「あれ、悪役やったことあったっけ?」って。
野々花:ないです!ないです!
音波:すごく堂々としていたから。
野々花:自分は男役ぐらいの勢いでいかなければ……と思って。撮影の時も「私は男役だ」ぐらいの気持ちで、メンタルの部分は男役でやったら、こうなりました。
七海:かっこいいよ。ね。
音波:ふふふ(笑)。
野々花:これからどうなるか。しっかり作っていけたらいいなと思います。

――宝塚での最後の役は『ベルサイユのばら』のロザリーでしたから、対極な感じですね。
野々花:そうなんです! ファンの方が、0012とロザリーのスチールをSNSで並べて温度差を比較して下さっていました。
七海:確かにね~。
音波:ロザリーからの1年後はこんな……。
七海:1年経ったらこうなった……。
野々花:黒い部分が出てきちゃったみたいな(笑)。
七海:1年で何があったって(笑)。
音波:じゃあ二面性とは、まさに0012とロザリーかも。
野々花:本当にそうかも知れない(笑)。こんな役もできるんだって、振り幅をお見せできたらいいなと思います。
――宝塚時代は、ふわっとしたイメージでしたね。
七海:ちょっとそのイメージがあったから。
野々花:本当に自分のなかでも新しい挑戦だと思っています。
舞台「サイボーグ009 -13番目の追跡者-」
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