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――RakutenTVでは、当時の『エリザベート』を配信しているんですが、ここを見てほしいとか、伺えますと嬉しいです。
麻路:ガラはガラで好きですが、本公演の、芝居のシーンが好きなんです。私が作ったトートは、そこに表現を出したんですよ。そんなに歌が得意な人間ではなくて、歌う時にはものすごく歌に集中しなければいけないから、歌の間はそんなに動けないだろうと思いますが、歌と歌の間や、場面の変わり目、他の人が歌っていてもトートが出ている時など、芝居としてトートを作ったのですが、本公演には映っているから、それを見てほしいかなと思います。
――本公演ならではの見どころですね。
麻路:そして、フィナーレの最後まで、私はメイクも変えずにトートのままでいたんです。私のなかのトートはカーテンが下りるまでなんですよ。フィナーレは別バージョンとして、皆さん鬘(かつら)とかもとったりしていたでしょうが、私は顔の色を真っ白にしちゃったから、変えられませんでした。フィナーレだけ地毛にしたら変だなと思ったので「トートのままでやっていいですか?」とお聞きして。
小池先生がどう思われたかわかりませんが、2回目の『エリザベート』だから、案外いろんなことを、やりたい放題やらせてもらいました。あやかと最後に踊った、フィナーレのデュエットダンスは、エリザベートと踊ったトートという設定でやっているので、そういうところを見てほしいですね。
――彩輝さんは、その星組バージョンに出ていた思い出や、ここを見てほしいとかはありますか?
彩輝:どのように映っているかわかりませんが、ジュラ役で初めてお髭をつけたんです。カフェで出会ってから、年を重ねていくので、初めてお髭をつけて、そして白髪も。
麻路:そうだ、白髪も入れたんだよね。
彩輝:毎日意外にそれが楽しくて(笑)。そういった、年を重ねている部分とかでしょうか。あと、「結婚式」や「最後のダンス」などで、カゲコーラスをしていたなと思い出しました。
麻路:あ~!
彩輝:そんなのわからないと思うんですが、見てくださいというか(笑)、そういえば革命家みんなでやっていたなと。
麻路:そうだよね、確かに。忙しい人がいたりすると、案外本役を持っている人がカゲコーラスボックスに走って、カゲコーラスとかをするから。素晴らしい。
彩輝:あとはフィナーレナンバーですね。
麻路:好きだった。

――本当に語り継ぎたい名場面ですよね。
麻路:ありがとうございます。あやかちゃんが退団公演だったから、その比重がすごく大きくて、エリザベートとしてじゃなくても、彼女が出ていくことに寂しさをあまりにも感じていたので、最後のデュエットだなと思いながら毎日やっていたかな……。
彩輝:格好良かったなぁ!
――今度は月組バージョンの、見てほしいところや思い出はありますか?
彩輝:あの時の月組の一体感をすごく感じていて、とてもありがたかったなと思います。そういう思いで、本当に端の下級生に至るまで一丸となっていた記憶がすごく強くて、それだけたくさんの愛を頂きました。退団公演でもありましたから。あとは、私もフィナーレナンバーがトートのままでしたね。DVDやブルーレイなどで、今は世界から見られるから。
麻路:そう! それにびっくりして。私はブラジルに住んでいますが、ブラジルの友達はどこから見たかわかりませんが、宝塚を知らない子なのに、私の『エリザベート』を見たことがあるって。地球の裏ですよ?
彩輝:私も海外から今でもお手紙を頂くんです。それはとてもありがたいなと思っていて、本当に嬉しいです。
【アニヴァーサリー30周年ver.】3月15日(日)12:00公演
530202,530208