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ーー近況を伺わせていただきたいのですが、足繁くいろんな舞台をご覧になっていますが、その中で鮮烈に残っている作品や人との出会いはありますか?
やっぱり『クワエットルームにようこそ The Musical』ですね。松下さんが演じた“てっちゃん”が好きすぎて! 本当に、最初は「松下さんだ」って思わなかったんですよ。「あれが松下さん……か!?」みたいな感じでしたし、出演されている皆さん、ゆうみ(咲妃みゆ)も素晴らしかったし、あとは秋山菜津子さん。その存在感ですよね。出てこられただけで一気に色が塗り替えられるじゃないですか。この個性のぶつかり合いの中で、本当に一人ひとりに目がいきますし、でも誰も潰し合ってないというのがすごいなと思って。それぞれがプロフェッショナルだからこそ成立しているんだなと、衝撃を受けました。

ーーご覧になったあとで、ご出演の方に、その思いをお伝えになったりされるんですか?
あまりしないですね。作品に入っている方にしかわからない思いがあると思うので、私は観た後に「こうこうこうだったね」って言わないですね。自分が思ったことは自分が思ったことでいいなと思うんです。だから、SNSを書くのがすごく苦手というか。言葉があっても、もっとふさわしい言葉があるはずなのに、できない。自分が観た感動に到達する言葉が見つからなくて、書くのが苦手です。
ーーなるほど。別に秘密にしてるとかではなくて。
そうなんです。秘密にしているわけじゃなくて、素晴らしいものを観たから、もちろん伝えたいものはいっぱいあるんですが、私の感想はあくまで私の感想であって、こういう作品なんだよっていうことを言っているわけじゃないので、難しいなと思います。
ーー今は『HiGH&LOW THE 戦国外伝』の稽古中とのことですが、退団後に外の舞台を続けてきて、ファンの方に伝えておきたい。「今、私こんな感じです」ってありますか?
今は戦っています……(苦笑い)。その言葉通り戦っていますね。やったことがないぐらいのことをやっています。男性相手だと、本当にスピード感とかいろんなものが違うので、今までとは全然違うものだなって思います。
ーー『THE ALUCARD SHOW』に向けて、楽しみしている皆さんに伝えておきたいことはありますか?
『HiGH&LOW THE 戦国外伝』も、ものすごいエンターテインメントに仕上がると思います。『THE ALUCARD SHOW』はまたそれとは全然違う、アートなのか、ホラーなのか、ショーでもあり、お芝居でもあり、エンタメという言葉では表現しきれない、新しい衝撃が見られるんじゃないかなと、私もワクワクして楽しみです。
ライブ感のある作品なんだろうということは、松下さんのお話を伺ってすごく感じたので、「生きているぞ! ライブだぞ!」と感じたいなと思いますね。私もまだ分からないところがいっぱいの未知の世界ですが、未知の世界に飛び込むのは本当にワクワクするので、一緒に飛び込んでいただけたらと思います。
ーーそこでファンの方にお見せしたい、新しい“彩風咲奈”はありますか?
“彩風咲奈じゃない彩風咲奈”を見てほしいです。“彩風咲奈”を観に来るんじゃなくて、“マリア”を見に来てもらいたいかなと思います。
『THE ALUCARD SHOW』