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独占インタビュー後編 『Be Loved in House 約・定~I Do』出演のアーロン・ライさん&ハンク・ワンさん

独占インタビュー後編 『Be Loved in House 約・定~I Do』出演のアーロン・ライさん&ハンク・ワンさん
Rakuten TVで配信中の『Be Loved in House 約・定~I Do』から、金予真を演じる賴東賢(アーロン・ライ)と石磊を演じる王碩瀚(ハンク・ワン)の独占インタビュー後篇!
目次

好評配信中の台湾BL『Be Loved in House 約・定~I Do』から、前回に引き続き、金予真を演じる賴東賢(アーロン・ライ)と石磊を演じる王碩瀚(ハンク・ワン)の二人のインタビューを紹介! 後半はなんと、アーロンのお芝居に対する向き合い方や、不幸ながらも経験してしまった事故の話、そしてハンクはバンド時代に生活した日本のお話なんかを聞いてみたの。ドラマ本編というよりは、俳優の生の姿が垣間見えるような話で、あたしは純粋に楽しかったわ! さあ、お楽しみください。

独占インタビュー前編はこちら

演技への向き合い方、日本での生活

ハンクの日本の生活は食事時間がない?

歐陽:日本のファンたちは、日本に関連のある話を聞けると嬉しいはず。言える範囲で構わないから、日本で送っていた生活の話を聞かせてもらえる?

アーロン:言えない話もして! 聞きたい!(笑) ちょっと話してよ(笑)

歐陽:例えば、そうね、住んでいたのは東京?

ハンク:うん、そうだね。でもツアーでたくさんいろんなところを回っていたから、日本のそれぞれのまちのホテルには泊まったな。でも長く時間を過ごしたのは東京だよ。

歐陽:住んでいたのはどのあたりだったの?

ハンク:(日本語で)阿佐ヶ谷。

歐陽:阿佐ヶ谷っていうと杉並区だ。

ハンク:そうそう! 杉並。阿佐ヶ谷駅から歩いて10分くらいのところだったな。

歐陽:あの辺ラーメン屋さんがいっぱいあるわよね。

ハンク:そう! それにあの商店街! 懐かしいな。

アーロン:ラーメンね!

歐陽:アーロンはラーメン食べてもいいの?

アーロン:大好きだよ! すごく好き。

ハンク:食べて大丈夫なの?(笑)

アーロン:大丈夫、大丈夫。ラーメンのためだったらカロリーなんかどうでもいい! スープだっておいしかったら飲んじゃうよ。

歐陽:二人は何味が好きなの?

アーロン:柑橘! あとはつけ麺。

歐陽:ラーメンよりカロリーが高いんじゃ……

アーロン:気にしない!

歐陽:端午節に粽を食べない人が、ラーメン大好きだなんて、なんだか芸能ニュースが一本書けそうな気がするけど(笑)

アーロン:だって、ラーメンはね、すごく、すごく偉大な発明なんだよ。

歐陽:国民食って言ってもいいくらいなものだそうだからね。

ハンクはラーメン食べたりした?

ハンク:あのへんのはだいたい食べたよ。ええと、なんだったかな、あるラーメン屋さんがあって(日本語で)「俺流」? あれはよく覚えてるよ。「鶏白湯」ってやつがあるの。

アーロン:あああああ、鶏白湯!

ハンク:僕は豚肉の味が苦手で、だから豚骨ラーメンが苦手なんだけど、(鶏白湯の)あの味はほんとにすごいんだよ。

歐陽:台北にはあったりしないの?

ハンク:あるだろうけど探さないと簡単には見つからないんじゃないかな。

アーロン:鶏白湯だったらいくつかおすすめの店があるよ。台北だったら30軒以上はラーメン屋さん知ってるから(笑)

ハンク:ウソでしょ(笑)

アーロン:ほんとだよ(笑)ハンクが好きな味に出会えるまでおすすめできるから。

歐陽:二人は新しい系の味がお好みなのね。昔はそういうのなかったもの。

アーロン:そうなの?ハンク:でも実は、僕は好きなのは蕎麦とかうどんなんだけどね。

歐陽:え?

ハンク:ほら、日本でサラリーマンがよく食べてるようなのあるでしょ? ああいうところでサラリーマンに混じって立ち食いで食べるの(笑)仕事が忙しかったりしたときなんか、例えば15分しか食事する時間がなかったりすることがあって、そんなときはうどんとか蕎麦をささっと食べて仕事に戻るっていう感じだった。

歐陽:日本だと駅の中によくあって、乗換のときに数分間の空きで食べたりする感じのイメージだけどね。あれって麺茹でてないのよ、なんか見てると洗ってるだけ。ほんと、すぐ出てくるんだから。

二人:(笑)

歐陽:ハンクは「蕎麦」が好きなの?

ハンク:駅の中でも食べたことはあるんだけど、僕がよく食べたのは…台湾にもあるチェーン店で名前はなんだったかな……

歐陽:富士そば?

ハンク:(日本語で)あ! 富士そば! そうそうそうそう。よく食べたのは富士そばで、揚げ物と一緒に食べるのが好きだったよ。

歐陽:揚げ物って天ぷら?

ハンク:そう、天ぷら。野菜の揚げたのとかね。
あとは松屋でもよく食べたな。時間があるときは松屋で食べたり。

歐陽:日本の生活はずいぶん慌ただしかったみたいね。

ハンク:そうなんだよ。日本では食事の時間は短かったなあ。インタビューとインタビューの間の30分の休憩時間で、事務所から出て食事して、食べ終わったら戻るみたいな。

歐陽:日本にいるときは忙しくしてたのね。

ハンク:でも公演が終わったときなんかは打ち上げがあって、そういうときにはいろいろ食べたよ。

歐陽:どんなもの食べたの?

ハンク:食べたいものを聞いてくれたりしたんだけど、焼肉とかしゃぶしゃぶとか! 食べたいだけ食べた(笑)

歐陽:日本の生活で慣れなかったことなんかなかった?

ハンク:日本で驚いたのは、みんな仕事が終わるとどれだけ疲れていても(日本語で)「生ビール!」って。とりあえずそうやって飲むでしょう?

歐陽:そうね、席に座る前に「生!」って注文する人もいるものね。

二人:(笑)

歐陽:意地悪な質問だけど、ハンクは日本の生活で我慢できなかったことなんてある?

ハンク:夜に電車に乗るときはすごく気を遣わなきゃいけない。あるとき、隣から変な音が聞こえてきて、見たら隣の人が吐いたんだよ! 家に帰るときは駅でも電車でも、すごくたくさん吐いてる人を見た(笑)日本に行ったばかりのころは耐えられなかった(笑)酔っぱらって吐いちゃうんだよね。台湾のMRTはそういうことはなかなかないから。

歐陽:そうよね、あたしは台北じゃ見たことない。

アーロン:僕もない。

ハンク:だから日本で生活始めたころに見たときは慣れなかったんだよね。
でも他にはやっぱり困ったことは特になくて、日本でのことはいい思い出になってるなあ。あ! 一つあった。日本は道のごみ箱が少なすぎ! ごみを捨てたいときに台湾だったら道にいっぱいゴミ箱あるけど、日本はあんまりないでしょう?そんな感じで特に困ったことはなかったよ。

アーロンの演技への向き合い方

約・定』で描かれる金予真の身体の傷あと。それは実はアーロン本人からの申し出で描かれることがきまったものだったそう。ドラマを良いものにしようというその覚悟たるや頭の下がるものがあるんだけど、その話を聞いたあたし、アーロンからの許しを得て事故の話を聞いてみたの。

歐陽:アーロンは残念ながら事故にあってしまったということなんだけど、その経験はアーロンにどんな変化や影響をもたらしたのかしら?

アーロン:変化……。そうだな、「今を生きる」っていう気持ちが強くなった。(事故の)前はいろんなことで考えすぎることもあった。まだ起こってすらいないことを考えて、いろんなことを思いめぐらせたり。でも事故の後は、一人ひとりの人、一つひとつの環境、そういう一つひとつに自分の考えや感じ方があっていいんだっていうことに気づいて。これは事故の後で感じたことだね。人生は一回だから、人生を楽しんで、何かしたいことがあればそれをする、自分の好きなことをするっていうこと。どんな人でも、実際のところ、自分で何の職業を選ぶのかっていうのは一種の賭けなわけで、だからどうせ賭けるんだったら自分の好きなことに賭けるのがいいよね。

歐陽:ということはアーロンにとっては俳優であることが今一番したいことっていうことなのかしら?

アーロン:その通り! 実は最初の作品に出演したときからそういう感覚はあったんだけどね。自分の好きなことを、しっかりやりぬこうって。ずっと演じていきたいって。

歐陽:それでもやっぱり、意識を失ってしまうほどの事故っていうのは、ものすごく大きな出来事だと思う。アーロンも「人生は一度きり」って言ってたけど、演じるということに対してそれほどまでに強い気持ちがなかったらひょっとすると他の方向に行く、あるいは演じることをやめる、諦めるっていう選択もあり得たんじゃないかと思うんだけど、どう?

アーロン:あの時は、病院のベッドの上で自分に言ったんだ。「ほかの道はないぞ」ってね。目覚められたし、それに手や足も動かせたから。少し細くなってしまっていたけどね。だからベッドから起き上がること、自分が仕事の現場に戻ること、それしかないって考えた。二つ目の道は考えなかった。

歐陽:そういう経験が演じることにも影響を与えているんじゃないかと思うんだけど、アーロンの演技に対する考え方を聞かせてもらえるかしら。

アーロン:今、思いつくのはまずは「今を生きる」こと。それから「直感を捨てないここ」。直感って、時に突然やってくるものだけど、その直感が例えばあるシーンを輝くものにしたりすることもある。そして、三つ目は今でもさらに強化したいと思っているんだけど、「想像力」。自分がもっと想像力を持てるようにしたい。というよりは「こうあらなきゃいけない」、「どうあるべきだ」っていうような特定のフレームに自分を閉じ込めてしまうことがないようにしたいっていう感じかな。実はいろんな方法があって、自分の考えを広げることができるからね。

歐陽:今のこの時代、想像力ってなかなか育てづらいわよね。

アーロン:そう! そうなんだよ!

歐陽:見たいと思ったものは見ようと思えば数秒後には見られるわけで。昔、手紙を書いていたころには一か月だって待てたのに、メッセージを送りあうようになってからは一時間が待てなかったりね。想像力ってとっても難しいものになってしまったように思うんだけど、どうやって強化しようと?

アーロン:日常の生活でも、一つひとつの出来事を「感じる」っていうことかな。例えば、夜に奇麗な月を見たとして、その月の形が「誰かが僕に向かって変な顔をして舌を出してからかっている」ように感じたりすることがあって、そういう見方は僕だけが持つ視点でしょう? 他の人にはただの月に見えているかもしれないしね。そんなふうに日常生活のそれぞれを、自分の「感覚」で捉えていく、そうすればただの日常が「僕だけの創造物」に変わっていくわけで、そういう感じ。

歐陽:アーロンは29歳だものね。ハンクはいわゆるデジタル・ネイティブなのかしら? 生まれたときにはデジタルなものはあったのかな。97年生まれだとそうなのかなと思うけど。

ハンク:そういうものを使う必要が出てくる年齢のときにはもうあったかな。でも一概には言えないよ。だって小学生のときなんかそういうものはあんまり使う必要性なんかないし。中学生くらいから使い始めたかな。

アーロン:本当?

ハンク:中二のときにスマートホンがあったからね。

アーロン:マジで? 僕が中二の頃はまだパナソニック使ってたよ。あとノキアとかね。

歐陽:あら懐かしい! 西門町で改造したりしたわよね。

アーロン:ノキア、パナソニック、それにソニーエリクソン!

歐陽:あの頃は画面がカラーじゃないものも多かった。ハンクは見たこともないでしょう?

ハンク:うん、見たことない(笑)

歐陽:今、アーロンが話した「想像力」についての部分で感じたことなんかある?

ハンク:僕の場合も日常の中で経験する出来事とか物事を、何か他のものに結び付けて考えることはあるよ。

アーロン:さっきママも言ってたけど、今はデジタル領域が発達してて「何かを手に入れたい」と思うときの反応が速すぎるよね。便利すぎるんだよ。だから自分の頭で考えることが少なくなってきていると思う。ネットで何かの情報を手に入れても、何も考えずにそのまままたネットで他の人に伝わってしまって、入ってくるのも速いし、伝わっていくのも速い。スマホを触っていても、何かを見終えたときに結局あまり残っていなかったりすることもある。自分でその情報がどういう性格のものなのかということを判断することが少なくなっているよね。

ハンク:そうだね、今はいろんなことがインスタントに起こるから。反応がすぐに起こる。

歐陽:でもデジタルに潜在的な力があることも事実よね。現に「約・定」だってオンラインでみんな見るわけで、そういうものが人を感動させたりする。でもこの「想像力」の話はとても興味深く思ったわ。

アーロン:そうだよね! 面白いよね。やっぱり情報化社会で情報に囲まれて生きているから、自分で判断する力を身につけないとね。すごく難しいけど。だからもちろん今のこの時代にもデジタルにも感謝してるけど、デジタルに浸食されないようにしないとね!

インタビューを振り返って

ハンクの日本での生活、びっくりしたでしょう? あたしは驚いた。そのころから知ってたらなんでもご馳走したのに…。でもそれだけ忙しかったということなのよね。限られた時間でいろいろをこなす若者、素敵だわ。アーロンもとにかく真面目で真摯な考え方にキュンキュンした。「想像力」の部分はあたしも常々感じてたことだったから。そう、最後にふたりとも「ぜひ日本に行ってファンのみんなに会いたい」と言ってくれたわよ! ドラマはこれから終盤へ向けて目の離せない展開になることは間違いないし、早く状況が好転して実際に会えるようになること、みんなで祈りましょ!

作品紹介

Be Loved in House 約・定~I D

あなたと僕の約束は愛することになるための定め

創業約10年の「精誠スタジオ」は、業績が悪く存続の危機にある。その経営権を買い取った金予真(ジン・ユージェン)が新任のアートディレクターに就任。しかし、その就任初日にスタジオの空気が一変してしまう出来事が起こる!「シングル規約」なるものが貼り出され、社内恋愛禁止、結婚したら解雇、と書かれていた。これは間もなくプロポーズしようとしていた王靖(ワン・ジン)と白筱倩(バイ・シャオチエン)を危機に陥れるものだった。スタジオの社員たちは石磊(シー・レイ)のリーダーシップのもと、この新たなアートディレクターに抗議する。しかし一向に埒が明かず、「シングル規約」を廃するために秘密の計画を実行するのだった…。石磊は金予真に張り付き、この横暴なディレクターの恋愛の証拠を掴もうとする。だがさまざまな巡り合わせの結果、鋼鉄の暴君ディレクターが、孤独と、過去の恋に傷ついた心を抱えていることを知る。石磊の金予真に対する好奇心は、次第にかき立てられていく…。

出演:アーロン・ライ、ハンク・ワン、ウェイポー・リァオ、ユー・ジェエン、ディーン・リー、スタン、フェアリー・ヤオ、エイミー・アイ、リン・ジャーヨウ
監督:ジアン・ビンチェン
脚本:ジーディエン

執筆者情報

歐陽ママ

早稲田大学大学院修了。論文のテーマは台湾の文化。
2012年から2013年にかけて台湾で生活、日本語の先生などしてふらふらする。
新宿二丁目では新型コロナの影響もありあたふた。今は新しいお店をオープンしようと画策中。

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