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――『紅鬼物語』のコメディシーンと殺陣についても伺いたいのですが、挑戦してみていかがでしたか?
コメディシーンは、私は役柄的にあまりありませんでしたので。
――……と言ってもやりましたよね(笑)?
そう……(笑)。台本をもらった時はゼロだと思ったんです。活字では私は今回は担当ではないんだと。鬼だし、真面目な役だったから、ゼロだと思ったら「いのうえさん……あ……そんなふうになるんだ」みたいな(笑)。この台詞でそんなふうになるんだ、というのがあって、いのうえさんマジックだなと思いました。結構な衝撃でしたね。普通は、あの演出にはならないですよ。
――笑いにしなくても成り立つシーンですものね。
全然! ド真面目なシーンなのに……。まず3人の鬼のキャラがあんなにキュートになるとは思っていませんでしたので(笑)。
――確かに(笑)。いのうえさんマジックにかかって、生まれたんですね。
本当に感動しました。初めての稽古の時に、この台本でこうなるんだって、びっくりしました。新感線の方も「あの台本でこんなふうになるとは思わなかったよ」っておっしゃっていて、皆さんでもそう思われるんだなと思って。長くいのうえさんとご一緒の粟根さんも(村木)よし子姉さんもおっしゃっていましたから、いのうえさんすごいなと思って。
殺陣も、アクションチームの皆さんも、共演してくださる皆さんも、本当に何度も稽古に付き合ってくださいました。楽しかったですね~、本当に! しかも、宝塚歌劇を卒業して初めてのお芝居の舞台だったので、男性の方と剣を交えるのが人生で初めてだったんです。プロの皆さんを感じて、呼吸を合わせるという意味を改めて教えていただくほど、受け方が本当にすごいなと思う連続でした。

――でもそこでやり合って、ちゃんと重みを持って返されているのがすごいなと思いました。
本当にたくさんアドバイスを頂いて、お稽古して、公演が始まってからもずっと日々アドバイスを頂いたり、一緒に合わせていただいたり、紅い鬼の人(早乙女友貴さん)にも合わせてもらったり、教えてもらったりして。(鈴木)拡樹さんも付き合ってくださって。その時間もすごく楽しかったです。
――鍛錬と、重ねた時間で生まれるものなんですね。
はい。楽しかったですし、もっともっと鍛錬したいと思いました。
ゲキ×シネ『紅鬼物語』
2026.3.20(金・祝)全国公開
530288,530289,530290