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――次のおすすめ作品は『朧の森に棲む鬼』(2007)ですが、どこで出会われたんですか?
『紅鬼物語』に出演するのが決まっていた時に、歌舞伎NEXTで上演していたんですよね。こちらも鬼がテーマなので。
https://im.akimg.tv.rakuten.co.jp/content/20/98/530289/main.jpg https://live.tv.rakuten.co.jp/content/530289/
――Rakuten TVでは、2007年に上演された新感線版を配信するのですが、こちらもご覧になりましたか?
両方映像で拝見しました。
――おすすめいただいた理由をお聞かせください。
これもエンタテインメントで、立ち回りと、ザ・新感線の王道の作品ですが、『髑髏城〜』とは全然違っているなと感じました。どんどん物語が進んでいくごとに、主人公の足元が崩れていく感じ。そして、成長していかない。大体の物語は、主人公がいろいろな人に出会って、苦難に出会って、失敗しながらも前に進んで成長していくと思いますが、この作品は全然違っていて、進めば進むほどにその選択によって、どんどんどうしようもない状態になっていってしまうんです。
それがすごく共感できるわけでもないのに、「なんでその選択をしたんだろう?」とずっと心に残っていて。観終わった後もすっきりするとか、あそこでカタルシスがとか、そういうのが全然なくて、ズーンと、あれはどういうことだったんだろうとか、あれはなんなんだろうとか、自分だったらどうするんだろうとか、ずっと残り続ける。それがまた全然違った作品だなと感じたんです。
自分がこの作品に出ていたら、どんなふうにお芝居するんだろうという興味もあって、ぐるぐるぐるぐる……と。業みたいなものを感じる部分があるなと思います。

――そういう物語のテーマをご覧いただきたいという感じでしょうか。
新感線さんには、本当に華やかで、迫力があって、笑いがあって、巻き込まれて、全部身を委ねてしまいたくなるような、自分も飛び込みたくなるような作品が本当にたくさんあるなかで、「こういう作品もあるんだ」と驚きもあったので、そういう意味でも、こういうお芝居もあるんだよと、お客様にご覧いただけたら面白いなと思いました。
ちょうど今もシネマ歌舞伎で上映していますし、『紅鬼物語』の、鬼をテーマにしている作品が『阿修羅城の瞳』などいくつかあるなかで、こういう鬼の題材もあるよという意味でも、おすすめかなと思います。
ゲキ×シネ『紅鬼物語』
2026.3.20(金・祝)全国公開
530288,530289,530290