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【後編】明日海りおさんインタビュー:『エリザベス・アーデンvs.ヘレナ・ルビンスタイン -WAR PAINT-』出演

【後編】明日海りおさんインタビュー:『エリザベス・アーデンvs.ヘレナ・ルビンスタイン -WAR PAINT-』出演
明日海りおが、20世紀前半の化粧品業界に革命を起こしたエリザベス・アーデンを演じる。2017年にブロードウェイで上演されたミュージカル『WAR PAINT』が、日本初演版『エリザベス・アーデンvs.ヘレナ・ルビンスタイン -WAR PAINT-』として上演される。長年のライバル関係にあるふたりの女性の生き様と苦悩を華やかで美しい世界観で描く。
前編では作品の印象や、題材にちなんで自身のメイクのこだわりなどを聞いた。そして後編では、Rakuten TVで配信している宝塚歌劇団の作品から、おすすめ3作品をセレクトしてもらい、それぞれのおすすめポイントや思い出を語ってもらった。
(文・写真:岩村美佳)

https://news.tv.rakuten.co.jp/2023/04/asumirio01.html 【前編】明日海りおさんインタビュー:『エリザベス・アーデンvs.ヘレナ・ルビンスタイン -WAR PAINT-』出演


明日海さんのおすすめ作品はこれだ!

『宝塚幻想曲』(’15年花組・東京・千秋楽)
『金色の砂漠』(’17年花組・東京・千秋楽)
『あかねさす紫の花<大海人皇子役替わり:明日海りお>』(’18年花組・博多座)
『あかねさす紫の花<中大兄皇子役替わり:明日海りお>』(’18年花組・博多座)


――セレクトいただいた作品のおすすめポイントや思い出をお聞かせください。

宝塚幻想曲(’15年花組・東京・千秋楽)

201561 (c) 宝塚歌劇団 https://tv.rakuten.co.jp/content/201561/

『宝塚幻想曲』(’15年花組・東京・千秋楽)は、芝居と2本立てのショーでしたが、その翌年に台湾公演に行くことが決まっていたショーだったので、各場面の振付家の方の気合いが入っていて…。フィナーレの黒燕尾も、止まっていることがなくて、移動も速いですし…。

――黒燕尾は、ほとんど皆さん舞台からハケないですよね。

そうなんです。私はそのままデュエットダンスに突入して。みんなで、団体戦で頑張ったという、ボリューミーなショーだと思うので、見応えを感じていただけるかと思います。さらに、フィナーレの場面は「さくら」の曲が使われていたりするので、今の季節にちょうど良いですし、懐かしいなと思って選びました。

――台湾での反響はやはりすごかったですか?

すごかったです!皆さん、もともとノリが良い方々だし、拍手をしたり、歓声を上げたりがすごいのですが、本当に降ってくる、地鳴りのような歓声と拍手とが、すごかったです。

――トップになって最初のショー作品ですよね。

そうなんです。最初の作品は『エリザベート』で1本物だったので、初めてのショーでした。だから、私のなかでは、初日に羽根を背負って降りてきた時に、なにか人知れず、ぐっとくるものがありましたね。ショーのプロローグで歌い始めたときもでした。『エリザベート』は独特で、その作品をやっている感がするというか。自分がお披露目公演だということよりも、その作品で花組を離れ組替えをする人や、相手役の蘭乃はなちゃんの卒業公演だったので、そっちのほうがメインというか大きかったです。

――2作品目は『金色の砂漠』(’17年花組・東京・千秋楽)です。どういう理由で選んでくださいましたか?

金色の砂漠(’17年花組・東京・千秋楽)

263319 (c) 宝塚歌劇団 https://tv.rakuten.co.jp/content/263319/

大変ドロドロした作品ですが(苦笑)、この作品にしかない世界観があります。どこの国とは限定されていませんが、王女様にはひとり異性の奴隷が付いてお世話をするのですが、その奴隷はあまり言葉をかけてはいけなくて、でも実は昔の奪われた国の王子様だった。そのふたりが愛し合って、求め合ってしまう、憎しみと恋焦がれる気持ちが、最後までじりじりとしていくような、なんとも苦しいラブストーリーなんですが、上田久美子先生の作品で、あの異世界の感じが私はとても大好きです。

――上演された時、すごく話題になりましたよね。特に見所や、映像ならではの場面などはありますか?

奴隷ですが、最初ずっと不機嫌なところが面白いなと思ったり(笑)。花乃まりあちゃんが王女様の役ですが、すごく傲慢なのに、いじらしいところとか。私は「復讐こそが我が恋だ」と、ボロッボロになって歌うシーンも好きです。花乃まりあちゃんと奇しくも結ばれるのが、白い婚礼衣装で夜を明かすところと、赤い衣裳と、デュエットとしてふたつバージョンがあるのですが、そのダンスも好きです。あとは、ふたりが砂漠で死んでいくところとか。

――いいですよね。最後に選んでくださったのは『あかねさす紫の花』で、2バージョンあります。(『あかねさす紫の花<大海人皇子役替わり:明日海りお>』(’18年花組・博多座)、『あかねさす紫の花<中大兄皇子役替わり:明日海りお>』(’18年花組・博多座))

あかねさす紫の花<大海人皇子役替わり:明日海りお>(’18年花組・博多座)

448365 https://live.tv.rakuten.co.jp/content/448365/

あかねさす紫の花<中大兄皇子役替わり:明日海りお>(’18年花組・博多座)

310110 (c) 宝塚歌劇団 https://tv.rakuten.co.jp/content/310110/

これは本当に、宝塚の作品ならでは、柴田(侑宏)先生の作品ならではの、日本モノの良さと、あとは女性ひとりに対して、とっても素敵な男性がふたり、全然違うタイプの、三角関係の、なんともいえない美しさが唯一無二だなと思って選びました。曲も素敵ですし、もう…あんな素敵な男性ふたりに…。みんな額田女王として観てしまうだろうなって。どの登場人物も素敵ですし、こんなに充実した三角関係ってねえ…。

――本当に選べないですよね。

どっちも素敵!

――両役演じて、いかがでしたか?

「どっちをやりたいですか?」と聞かれて、「どっちが良いですかね?」という話をしていて、どっちも好きで決められないので、「じゃあ両方やりましょう」という案が出たんだと思います。両方やることで、微妙に演出も変えてもらっているんですね。プロローグや、中大兄(皇子)と大海人(皇子)のデュエット場面とか、微妙に変わっているので、その辺も楽しんでいただけるかと思います。観る人の年代によって、どっちが素敵!とか、見方も変わってくると思います。ぜひ両バージョンをご覧ください!

作品情報

ミュージカル『エリザベス・アーデンvs.ヘレナ・ルビンスタイン -WAR PAINT-』

20世紀前半の化粧品業界に革命を起こしたエリザベス・アーデンとヘレナ・ルビンスタイン。二人の創業者は共に貧しい家に生まれるも、独自の発想と行動力でそれぞれのブランドを全米屈指の地位へと押し上げた。アーデンは可愛らしいピンクのパッケージでヒットを連発、ルビンスタインは科学的アプローチを売りにした商品が絶大な支持を得る。順調に売り上げを伸ばす二人だったが、互いをライバル視するあまり、相手の会社を貶めるべく卑劣な罠を仕掛ける。しかし、そのことが却ってお互いを窮地に追い込むこととなる。さらに第二次世界大戦、新興ブランドの台頭、女性の価値観の変容…、抗い難い時代の流れが彼女たちの事業と誇りの前に立ちはだかる…。

●脚本
ダグ・ライト
●音楽
スコット・フランケル
●歌詞
マイケル・コリー
●翻訳 / 訳詞 / 演出
G2
●出演
明日海りお 戸田恵子 上原理生 吉野圭吾 朝隈濯朗 後藤晋彦 俵和也 井上珠美 河合篤子 罍陽子 小林由佳 原広実 彩花まり 美麗 吉井乃歌

【東京公演】
2023年5月7日(日)〜17日(水) 日生劇場
【大阪公演】
5月27日(土)〜29日(月) 森ノ宮ピロティホール
【名古屋公演】
6月2日(金)〜4日(日) 御園座
【京都公演】
6月8日(木)〜13日(火) 京都劇場


Rakuten TVで視聴する

201561,263319,310110

明日海りお インタビュー 宝塚歌劇団 OG

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