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――コンサートの内容などについて、伺えることはありますか。
ダンスはたくさん踊ります。セットリストも少しずつあがってきて、宝塚でも馴染みがある曲や、私も皆さんもきっと聴いたことがある曲もあると思います。初めて挑戦する曲も歌わせていただく予定です。
――選曲は、ご自分から提案されているのですか?
演出の荻田(浩一)先生と、宝塚の曲も含めて、思い入れのある曲など、色々とお話しました。例えばJ-POPの中では、私はシティポップがすごく好きなので希望をお伝えしました。他にも、荻田先生の豊富な知識のなかから、先生が私に合うものを選んでいただいています。
――荻田さんと打ち合わせで、久しぶりにお会いになっているのかなと思いますが、彩風さんの宝塚での印象などのお話はありましたか?
すぐに思い出話になるんですよね。当時のことや、昔の宝塚のお話が多いです。私が好きだった作品の話をすると、そこから先生の思い出話が膨らんで、とにかく、お会いしたらお話が止まらないという感じでした。
――コンサートのタイトル『no man’s land』は中間地点という意味で、荻田さんが考えてくださったとのことですが、そのテーマに沿って考えていることなど、何か聞いていらっしゃいますか。
宝塚を卒業して、完全に切り替わった自分ではなく、今の私の姿をお伝えしたいという気持ちを汲み取っていただいて、このタイトルと構成を考えてくださったのだと思います。
――まもなく稽古が始まるそうですが、退団されてからしばらく経って、今どんな心境に変化してきましたか。
舞台に立つ、お稽古に入るモードになってきました。
――それはどのように変わるんでしょう。
生活が整い始めました(笑)。
――なるほど!整っていなかった時と、整い始めている時で、どこが変わるんですか?
在団中は時間にきっちりしていましたので、その頃のようにしっかり朝も起きられるようになってきました。当時は、食事にも十分に気をつけていましたが、卒業してお休みの期間は「体作りではないもの」も少し食べたりしていたんです。稽古に向けて戻し始めました。
――お休みの間は好きなものを食べていたんですか?
そうですね。基本的には、公演やお稽古中にお腹が空かないように、集中ができるように、朝はこういうものを食べておく、というのがありましたが、お休みの間は(満面の笑顔で)「今日は……パンケーキでいいや♡」とか(笑)。
(現場全員笑)
――かわいい~(笑)!
青汁プロテインはずっと続けていましたが、今度はそれにプラスして、パンを食べるにしても、タンパク質を摂る為に納豆トーストにしたり、ちゃんと温かいものを合わせてとか、戻し始めました。稽古に向けて、しっかりトレーニングもして、自分の稽古が始まる何時間前かを想定して、集中できるように整え始めました。
――もう準備万端ですね!心持ちも違いますか?
はい、自分のルーティーンで過ごす方が楽です。
――なるほど。お子様たち(彩風さんの飼っている犬2匹とフェレットたち)は、その変化に驚いていませんか?
ちょっとは!でも、私が長くお家にいる生活のほうに躊躇っていたので、むしろ以前のルーティーンに戻した方が早く順応しているかもしれません(笑)。
彩風咲奈 1st Concert 『no man’s land』
505923,505924,505925