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――「キャラバン」は北翔さんが現役時代にも歌っていらっしゃるし、また違う「キャラバン」になりそうですね。
そうですね。今回は私自身も女で出て、男で出て、中性的に出て、みたいな衣装替えもありますから。
――衣装替えのタイミングで日本刀のシーンがあるんでしょうか。
はい、それを交代交代で。
――ちなみに、日本刀アーティスト市瀬秀和さんのパフォーマンスをどんな風にご覧になっていますか?
元々自分が殺陣をやっていて、ずっと基本の稽古もさせていただいておりましたので、日本刀の真剣というものを身近に感じるものがありました。恐怖心とかはないのですが、ライブ会場でお客さまと近い距離の中で、あの迫力というのを体験してもらいたいなというもありますし、緊張感がある瞬間がいっぱいありますので。
――北翔さんはそれを目の前でご覧になったんですか?
よく見させていただいております。
――ビルボードライブのステージは、客席とめちゃくちゃ近いですよね。
そうなんですよ。大丈夫かしら?
ビルボードライブ担当:真剣を使うショーは初めてなので、お客さまも本当に身近で観ていただけるのはいいかなと思っています。新たな1ページを作っていただけたらなと思っていますので、楽しみにしております。
――席によっても感じることは違うかもしれませんが、きっと初めて真剣に出会う方もいらっしゃいますよね。
私が今年の2月に東京で『源氏物語』(東京国際フォーラム×J-CULTURE FEST presents 井筒装束シリーズ 詩楽劇「めいぼくげんじ物語 夢浮橋」)に出ておりまして、本物の装束を来て、宇治のお話をしたんです。万博の年だからこそというわけではないんですが、昨年は真田広之さんが多くの賞も受賞されましたし、いろいろな意味でもう一度日本の伝統文化みたいなものを発信するいい機会なのかなとも思います。自分は洋楽が非常に好きですけれども、邦楽や和楽器ともう一度コラボすることによって、日本のよさをもっとアピールしたいというのが、今回コンセプトの中に入っていますね。
――和楽器とご自身の声が合わさるというのは、歌っていてどんな風に違うとか、何か歌っていて呼び起こされるものはありますか?
和楽器って、自分も龍笛や三味線を演奏していたんですが、ピッチが洋物の楽器とは違うので、そこに声を合わせるというのは、私としては癒されるような、日本の楽器のほうが自分が歌っていて心地がいいというか。
――聴いていても違いますか?
海外の楽器と違って、例えば雅楽で使う日本の楽器って、神様に伝える楽器と言ったら分かるでしょうか。奉納する時のとか、そういう神様ごとや神仏ごとで使う楽器が非常に多いので、心が洗われる部分もありますし、それは海外の楽器には出せない、日本独特のものがあると思います。
――ビルボードライブさんはよく特別なドリンクが作られたりしますが、今回もあるんでしょうか?
(ビルボードライブ担当者に対して)日本刀にちなんで、日本酒のきりっと切れ味みたいなのはいかがでしょうか。日本酒とソーダを合わせてカクテルができたら面白いですね。
ビルボードライブ担当:確かにそうですね。日本酒は常に提供はしておりまして、メニューの中にはあるんですが、日本酒とソーダでカクテルなど提案させていただければと思います。
――この機会にしか味わえないものですね。
ありがとうございます。ぜひ一緒に召し上がってください。
※6/29(日)公演限定で、日本酒ベースのオリジナル・カクテル『Setsuna』が販売決定!
北翔海莉 & 錬磨 「PULSE」
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