RECCOMENDイチオシ
SERVICE関連サービス
――鈴木さんと話したなかで、印象的な言葉などはありましたか?
少し読み合わせみたいなことをした時があったんです。芝居って心を使っていくので、過去にした嬉しい思いとか悲しい思いとか、そういうものも全部財産だと思っているんです。だから、考え方をポジティブに変換して、何事も芸の肥やしだと思ってずっとやってきました。だけど悲しいことというのはやっぱり悲しいので、そういう負の感情や今まで背負ってきたものとか、うまく言葉にできない自分で蓋をしていたところがガバッて開けられちゃって。
それは何を言われたからとかではなくて、ガバッと外れて、涙が止まらなくなっちゃって。自分自身にもこういう意図しないところでフラッシュバックというか、感情のたがが外れることが、初めての感覚な気がして、すごく不思議なパワーをもった方なんだなって。感じたことが合っているかわかりませんが、これからどんなお稽古期間を過ごすことができるのかは、緊張がほとんどですが、楽しみもあります。
――今回の楽曲はいかがですか?
素敵な楽曲ばかりですが、難しいです。一筋縄ではいかないなと感じていまして、そういう意味でも大きな挑戦のひとつです。この楽曲たちをちゃんと歌えるようになったら、作品が終わった後にひとつ成長できているだろうなと確信できるぐらい大きな挑戦で、物語を自然とストーリーを運んでくれる旋律なので、早く歌ってみたいですね。ちゃんと譜面と素直に対峙してみたいなと思っています。
――『マリー・キュリー』の後には、『PRETTY WOMAN The Musical』も控えていますね。
挑戦からの大挑戦みたいな、挑戦の連続です!
――『マリー・キュリー』に向けて、お客様にお伝えしておきたいことをお聞かせください。
初演を映像で拝見した時に感じた感動を、今回ご覧いただくお客様にお届けしたいと一番に思っているので、そこは信じて観に来ていただけたら嬉しいです。今回はチーム制のダブルキャストで、おのおののチームなので、がらっと違うマリー像や作品になるかもしれません。私自身はそういうことも初めての挑戦ですし、きっとお楽しみいただけるんじゃないかなと思います。なので、ぜひ何度でも来ていただけたら嬉しいです。
https://news.tv.rakuten.co.jp/2025/05/int-yuzuka01.html 柚香光、宝塚退団後初の舞台で“鬼”に挑戦 劇団☆新感線出演への想いを語る:インタビュー前編 https://news.tv.rakuten.co.jp/2025/05/int-yuzuka02.html 柚香光が選ぶ“初めての宝塚”にぴったりの名作とは?思い出とともに語る:インタビュー後編 https://news.tv.rakuten.co.jp/2023/03/manakireika01.html 【前編】愛希れいかさんインタビュー:『マリー・キュリー』出演 https://news.tv.rakuten.co.jp/2023/03/manakireika02.html 【後編】愛希れいかさんインタビュー:『マリー・キュリー』出演
ミュージカル『マリー・キュリー』
●あらすじ
19世紀末、マリーは、大学進学のためパリ行きの列車に乗っていた。そこで出会ったアンヌと希望に胸を躍らせ、当時、少なかった女性科学者として、研究者のピエール・キュリーと共に新しい元素ラジウムを発見し、ノーベル賞を受賞する。ところが、ミステリアスな男・ルーベンが経営するラジウム工場では、体調を崩す工員が出てきて…。
●キャスト・スタッフ
出演:
昆 夏美/星風まどか(Wキャスト)、松下優也/葛山信吾(Wキャスト)、鈴木瑛美子/石田ニコル(Wキャスト)、水田航生/雷太(Wキャスト)
能條愛未、可知寛子、清水彩花、石川新太、坂元宏旬、藤浦功一、山口将太朗、石井 咲、石井亜早実、飯田汐音(Swing)
脚本:チョン・セウン
作曲:チェ・ジョンユン
演出:鈴木裕美
翻訳・訳詞:高橋亜子
●公演情報
【東京公演】天王洲 銀河劇場
2025年10月25日(土)~11月9日(日)
【大阪公演】梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ
2025年11月28日(金)~11月30日(日)
ヘアメイク:菊地由美子