七海ひろきインタビュー：ライブツアー『One-man LIVE773“Crystal”』への思い

――他の曲の聴きどころなどもお聞かせいただけますか。

「夜の隨」と「Dearest」は、すでに出している曲ではありますが、ライブで歌うのは多分初になるかと思います。どっちもコンサートでは歌いましたし、「Dearest」はディナーショーでも歌っているんですが。今回はライブバージョンの「夜の隨」と「Dearest」になります。

――バンドになって音が変わりますね。

変わると思います。それを楽しみにしてほしいなと思っています。今回のアルバムで、「Dearest」だけが私の作詞なのですが、皆さんへの贈り物として、このアルバムが「Dearest（最愛の人）に届くように」という気持ちで、最後に“止め”みたいな気持ちで置きました。
「SASSOU」は、先ほどもお話ししましたが、戦国アニメのオープニングのような気持ちで歌いました。SUPA LOVEさんが最初に曲を聞かせてくださったときに、「これは絶対歌います！」と最初に決まったぐらいの曲で、すごく気合いを入れてレコーディングしました。終わったらヘトヘトでしたね。掛け声にもポイントがあって、みんな覚えて、ぜひライブで言ってほしいです。「そいや！」とか。絶対に楽しいと思うんですよ。「おらおらおらよっしゃあ！」とか。

――そこは聞き込んで、言えるようにしてほしいと。

お腹から声を出すというのを、みんなでやりたいなと思っています。「BuZZ」もコーレス曲で、カッコ部分がみんなの歌うところ。この2曲はぜひ予習してもらって、よりノリよくコーレスしたい曲として作りました。「Not Over」は、結構チャレンジだなと思っています。。自分のなかでも難しいなと思いながら歌ったので、ライブまでに歌い込みたいなと思っています。

――「Knock down night」はリズムがカッコいい曲ですね！

ジャズロックっていうのでしょうか。自分自身もすごく好きな曲調だし、私っぽい感じなのかな。歌えば歌うほど、聞けば聞くほど、物語性があるか曲です。「Magic of Love」は、青春曲というのでしょうか。

――青春ドラマが始まりそうな曲ですね。

甘酸っぱい、レモンの香りみたいな雰囲気が、この1枚のなかにあったら、と思って選んだ曲です。繰り返しの歌詞ですが、そのなかでちょっと上っていく感覚を大事にレコーディングしたので、そのあたりを聞いてくれたらいいなと思います。
「曖昧」は、聞いたときに「すごく良いな、歌いたいな」と思いました。「曖昧」という題名も良いなと思いましたし、さよならの曲なのか、出会ったときから別れまでを歌った曲なのか、これからの出会いに向けての曲なのか、どういう思いで歌ったのかを、良ければ歌詞にも注目しながら、曲を聞いて、想像してみてほしいなと思う曲です。私も歌いながら深めていきたい曲になっています。

――ありがとうございます。最後に、ライブツアーの東京初日がRakutenTVで配信されますので、配信でご覧いただく皆さんにメッセージをお願いいたします。

初日は、ワクワクしながらも、お客さんとのコミュニケーションを楽しみながら迎えると思います。そして、3rdアルバム「Crystal」の輝きを120％でお届けするライブにしたいです。、RakutenTVで見てくださっている皆さんも、テレビの前で、ぜひ一緒に輝いて楽しんでほしいなと思います。ＣＤとは、また違う楽曲たちをを楽しみにしてもらいたいです。当日どうしてもご覧になれない人もいると思いますので、アーカイブでぜひ見ていただいて、何度でも楽しんでもらえたらと思います。

――大阪・福岡公演に行く人は予習にもなりますね。

そうですね。「こんな感じなんだ」と思って観ていただいて、ライブにお越しください！